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zoom RSS 池ノ山 1369M 3等 有峰湖(東茂住) 山系・立山>薬師岳 2007.10.14. 

<<   作成日時 : 2014/01/30 12:08   >>

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横岳南西の県境尾根から池ノ山。2005.4.24.


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起点(長棟集落跡南の旧鉱山用作業道分岐)・740>758・県境鞍部1168P・800>829・1245m地点(ミズナラ巨木)・834>938・小崩落地上縁(1320m地点)・949>1021・池ノ山1368.7M・1024>1034・三角点北西鞍部>1102・1360mコブ北の鞍部>1117・三角点北の鞍部・1127>1132・池ノ山1368.7M・1135>1142・大崩落地上縁小台地(1335m地点)・1257>1350・県境鞍部・1353>1407・起点


 この山は、西笠山、横岳とともに神通川の支流長棟(ながと)川の源頭部を成し、標高はこれらと比べると格段に低いが、山体はこれらに伍して大きい。全山ブナ主体の自然林に覆われ、西山腹の大津山茂住坑は、神岡鉱山発祥の地である。東側に食い込んだ清五郎谷にはかつて長棟集落があり、長棟坑の躍進とともに繁栄したが、この鉱山が廃止されると衰退した。いまではもう、笠木が転げ落ちた鳥居にその名残を留めるのみである。
 茂住峠を越え、その神社跡の前を通って長棟川源流の清五郎谷を遡ると、やがて廃道化した長棟峠への林道を左に分け、しばらく行くと、最後の屈曲点僅か南で道が二分。左は廃道。誤って右に入り、谷を西進すると、鉱山跡に出てしまった。行く手、すぐそこには池ノ山。振り向けば、ズラリと北アルプスの峰々。ここを取り付きとしたい衝動に駆られたが、分岐まで戻った。ここが起点。
 廃道を行くと、赤実たわわなナナカマド、マユミ、コマユミ。そしてまるで宝石のような青実たわわなサワフタギを愛でながら行くと、やがて1168Pで県境鞍部となった。倒れていた「歩道入り口」の小さな標識脇から県境を西に入ると、割り合いスッキリとした自然林の中に歩道の名残が続き、やがてブナが現れると、しだいに大木交りのブナ林となり、そこにうっすらと霧が立ち込めた。蔓が絡むミズナラ巨木の傍らで左後方から踏み跡が出合うと、ゆるりと登った先で、木立ち疎な1260Mのコブ。これを越すと、鞍部は身の丈有余のササ藪であったが、登り返しとなると、それも疎となって再びブナ林となり、1130Pの尾根が南から出合うと、北西向きとなった尾根に大木、巨木交じりの垂涎のブナ林が広がった。1320M辺りから幼、低木帯となると、神岡側に大、小の崩落地が散見。その一端に立ってみると、あちらこちらの谷から霧が湧き上がっており、その向こうにズラリと北アルプスの峰々が勢揃い。右に乗鞍。そして雲海に浮かぶ御嶽。さらに西側には白山。以降、溝、凹地が点在する微細構造を持った広い尾根に、アカミノイヌツゲ、ヤマツツジ、ホツツジ、マンサク、ナツツバキ等々、低、中木帯が続と、やがて登り詰めた小広場に三角点が埋まっていた。
 鉱山跡に出て帰ろうと、尾根を北西に入って踏み跡を辿ると、鞍部で東へのサコに踏み跡が分派。これは木立ちのない、展望が開けた草付きの道となって続いたが、間もなく藪の中に消えて行った。仕方がないので鞍部まで戻り、1360Mのコブに登ると、滑らかな落ち葉の林床に美しいブナ林が広がっていた。発生した二重山稜を下ると、期待むなしく踏み跡が、鞍部から鉱山跡とは反対の、左前方大津山方面へと巻き下っていた。仕方がないので往路を戻ることにして、山頂を越えて低、中木帯に差し掛かると、南へ僅かに藪を掻い潜った先の開けた所で昼食とした。ここはどうやら大崩落地の上縁のようで、木立ちがなくて台地状になっていて、北アルプスへと目くるめく展望が開けていた。
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県境鞍部1168Pの佇まい。
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県境を西に入ると、国有林の歩道の名残が続く。
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1260Mのコブは明るい。
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同上。
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鞍部から登り返しとなると、再び大木交りのブナ林となる。
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同上。
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帰路。この台地状になった大崩落地の縁で昼食。

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池ノ山 1369M 3等 有峰湖(東茂住) 山系・立山>薬師岳 2007.10.14.  藪山独自ルートfloat cloudのブログ/BIGLOBEウェブリブログ
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