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zoom RSS 長棟 1692M 3等 有峰湖(有峰湖) 山系・立山>薬師岳 2007.4.15.

<<   作成日時 : 2014/03/12 21:15   >>

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大多和峠頂上から県境を登って瀬戸谷山1699.0Mへの尾根を分け、ヒメコマツ大木がポツリと立つ雪原に出ると、行く手に白いドームの長棟(ながと)が現れた。


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起点(崩谷出合)・708>736・林道分岐>822・大多和峠頂上・841>1025・瀬戸谷山分岐(1592P南西)・1029>1125・点名長棟1692.1M・1130>1142・最高点1258>1311・点名長棟>1335・瀬戸谷山分岐・1340>1421・大多和峠頂上・1436>1541・林道分岐>1604・起点


 この山は、同じくらいの標高の瀬戸谷山、東笠山、西笠山とともに、北アルプスに懐深く抱かれた、小さな宝石のような湖祐延貯水池を取り囲む山々の一峰で、跡津川、長棟川、小口川、和田川と、四つの川の源頭部を形成する山である。
 この山の美しい山容を初めて目の当たりにしたのは瀬戸谷山からで、シラビソ、コメツガ、アスナロ等々が丈低く点在する瀬戸谷山とは様相を異にして、東又谷対岸に長々と横たわった長棟は、滑らかに純白の雪に覆われていて、ぼくたちを激しく揺さぶった。前年は、近年希に見る多雪の年で、大多和峠越えの林道が、道形が消えてトレースできず、ジリジリ一年待って漸く長棟に登る日が到来した。
 起点は、大多和林道と崩谷(横岳1623.0Mを源頭として1247p、968Pの東側を南流する谷)の出合。つまり、この年、ここまで車で入られ、ここから大多和峠を経て往復した。土砂で路面が埋まった崩谷出合から歩いて行くと、やはり林道が二分した所から所々で路面に雪が現れ、そのうち全面雪となると、やがて大多和峠頂上となった。この日も向こう側から出迎えてくれたのは、真白き巨人薬師岳と北ノ俣岳。瀬戸谷山の時と同じように、ミズナラ、ブナ等、大木、巨木の疎林を通って北へ県境尾根をひとしきり登り、やがてブナがシラビソに替わると、1592P南西鞍部で瀬戸谷山への尾根を右に分けた。東又谷源頭を渡って一段登り、広大な雪原に跳び出すと、行く手には紺碧の空をバックに白いドームの長棟。振り向けば、薬師岳、北ノ俣岳、黒部五郎岳、そして笠ヶ岳と白い大屏風。そして雪原の奥にはポツリと一本立つヒメコマツの大木。この脇からゆるりと下ると、いよいよ長棟の登りとなり、登るにつれて右に立山、剣、毛勝三山がせり上がって来た。手前には大日三山と鍬崎山。そして笠ヶ岳の右には乗鞍と御嶽。さらに白山連峰まで現れたが、その手前には、横岳へと続く尾根が白く滑らかにうねっていた。登り詰めた所で県境が南に遠ざかると、なだらかな尾根を辿った先で一段登った所が、長棟であった。ここも東又谷側へと緩やかに傾いた広大な雪原で、それが落ち行く先にこの日もまた、氷化した祐延貯水池が横たわっていた。そしてそれを取り囲むように瀬戸谷山、鉢伏山、そして東笠と西笠。そしてこれらの上に、毛勝三山から大日三山。そして剣、立山から薬師、北ノ俣、黒部五郎、笠と大パノラマであった。三角点は何故か、スポット状に出ていた丈低い笹藪の中にあった。最高点までは、垂涎の尾根歩き。展望は一点360度で、こちらの方が良く、ドーム状の二つの山西笠と東笠が、激しくぼくたちを揺さぶった。
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大多和峠頂上からブナ、ミズナラ等、大木、巨木の疎林を登る。
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やがてそれがブナの純林となると、瀬戸谷山分岐が近づく。
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瀬戸谷山への尾根を分け、東又谷源頭を渡って一段登ると、長棟へと広大な雪原が広がる。
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長棟から眼下に氷化した祐延貯水池。後方の黒い三角形の山は剣岳。
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最高点から西笠山(右奥)。
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帰路。県境出合から横岳(右奥)。
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帰路。薬師岳(左)、北ノ俣岳を正面に、ヒメコマツ大木が立つ雪原へと下る。

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長棟 1692M 3等 有峰湖(有峰湖) 山系・立山>薬師岳 2007.4.15. 藪山独自ルートfloat cloudのブログ/BIGLOBEウェブリブログ
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