大笹山 850M 佐久間(佐久間) 山系・茶臼山>明神山 2000.8.6.

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南西の783Pから大笹山。


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起点(東薗目長泉寺)・915>1015・鉄塔16・1032>1105・710P東鞍部>1210・762P南東鞍部>1245・大笹山850mコブ>1309・783P・1419>1434・鉄塔100巡視路北の起点>1450・鉄塔100・1527>1607・710P東鞍部>1652・起点


 茶臼山を源頭とする大入(おおにゅう)川は、みどり湖より下流はゴルジュとなって大入渓谷と呼ばれているが、大笹山は、この渓谷の右岸にあって、ビッシリとヒノキの植林に覆われた、平凡な小さな山である。西側には、小岩岳を源頭として東薗目川が南流し、それに沿って川登、向平、小沢、大畑の集落が、のどかな佇まいを見せている。
 山だけを見れば、登ってみなくても良いような山であるが、このような里を訪れ、このような里から登ることが、また楽しく、猛暑の日ではあったが、向平の長泉寺から、送電線巡視路で往復した。
 池に蓮が咲く長泉寺の境内を南に抜けると、ヒノキ林の中、東からの小沢を右岸に続く巡視路で遡った。マツカゼソウ、ヤマジノホトトギス、ヌスビトハギ等々、咲く中を登り、沢が広がった所で左岸に渡って尾根に乗ると、そこに鉄塔17。
 尾根を北東に登ると、雑木林となって鉄塔16。夏祭りでもあるのか、ポポーンと花火が里から上がっていた。710Pは右から巻いて小さなコブを越すと、ピッカピカの新林道に出た。以降、この林道を歩いたが、783Pを西から巻き、大笹山も西から巻き始めると、前を行く低血圧の女房が、熱中症に罹ったのか、フラフラと座り込んでしまった。それで、日陰に入って一休み。
 再び歩き始め、やがて左山で巻くべく林道が、762P南東で尾根に乗ると、右の路傍に鉄塔13の巡視路標柱。ここで初めて展望が得られ、東、大入川対岸に、峨々たる山稜の離山。そして北に日本ヶ塚山。振り向くと、大きく明神山がせり上がっていた。
 標柱脇から巡視路に入って雑木林の中、尾根を南東に登ると、左に鉄塔12への道を分けた先、両側がスパッと切れ落ちた所に鉄塔13。ここからは、さらに見事な展望が広がっていた。以降、ヒノキ林の中、尾根を登ると、無表情なヒノキ林の真っ只中で、大笹山の山頂となった。
 即、下山を開始。尾根を南に入って下ると、青々としたススキの原で道が二分。南東、735Pへの尾根に道を分け、雑木林の中、右、西南西へ尾根を下ると、道は幅広であったが、路面にススキとササが繁茂。北側がヒノキ林となると、藪が消え、783P北東で鞍部。一旦往路の林道に降りてから、藪を分けて向かいの尾根を登ると、すぐに踏み跡が現れ、これを辿ると草地の広場で783P。鉄塔102が建っていて展望はすこぶる良く、来し方に大笹山、小岩、大岩岳。そして宇連山、鞍掛山、明神山等々、設楽山脈の山々。遠くで雷鳴がし、里からは花火が上がっていた。ここで、風が通る日陰に入って昼食。
 歩き始め、草付きの作業道を辿って南に下ると、鉄塔101の北側を西に回り込んで往路の林道に出合った。僅か先で鉄塔100の巡視路が南に分派すると、これは帰路にはならなかったが、入ってみた。すぐに710Pへの尾根を越したが、この尾根に「鯱神」と彫られた珍しい石祠。以降、雑木林となり、岩場から数十メートル下ると抉れた鞍部。ツルリンドウ、モミジバハグマと咲く中を登り返すと、ハギの稚樹群落する高台となった所で、鉄塔100となった。展望は一点360度で絶佳。大入川対岸、北東に離山。その後方に遠州富士こと竜頭山、そして戸口山、橿山、白倉山。さらに尖峰登気野。北には日本ヶ塚山と熊伏山。振り向けば、左に夕立岩(深谷岩山)、右に尾籠岩山を従えた圧巻の明神山。眼下には本郷の町並み。御殿山はこんもりと高く、平山明神は、頭を左に傾けていた。上空には、知らぬ間に真っ黒な雷雲が飛来していた。
 帰路は、ヒグラシの音をシャワーのように浴びながら、石祠「鯱神」から尾根を西に下って、長泉寺に戻ると、池の蓮が花を閉じていた。
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鉄塔13から大入川対岸に離山。
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大笹山山頂の佇まい。
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783Pから平山明神(左)と大鈴山。
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鉄塔100から深谷岩山(夕立岩)と高塚(手前)。
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鉄塔100から明神山。手前の里は、本郷。
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珍しく「鯱神」と彫られた石祠。
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ヒグラシの音をシャワーのように浴びて、ヒノキ林の中を帰る。

 
 

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