(仮)分地川山 877M 3等古真立 佐久間(佐久間) 山系・茶臼山 2000.2.6.

画像
2000.2.27.日本ヶ塚山から分地川山。後方は、大笹山。


画像
起点(熊野神社)・743>825・948P南南西尾根690m鞍部・830>930・分地峠頂上・935>1030・点名古真立877.0M・1105>1147・816P>1212・送電鉄塔5・1345>1415・鉄塔6・1428>1440・鉄塔7>1455・鉄塔8>1535・鉄塔9>1545・林道豊富線出合(巡視路起点)>1605・林道豊富線、K429出合


仮称・分地川山は、奥三河の難峰離山が、大入(おおにゅう)川左岸へと北に分派した尾根にあり、北の鞍部を、東麓の分地と西麓の田鹿を結んで分地峠が越えていた。
 この山は、田鹿の熊野神社を起点に分地峠を頂上に登ると、尾根を南に辿って登頂。帰路は、さらに尾根を南下した後、送電線巡視路で庚申沢右岸の尾根を下り、大入川沿いに続くK429に出た。
 熊野神社の石段を登り始めると、視線を感じた。行く手を見上げると、なんと、そこに一頭のカモシカ。ヒノキ林の中、神社の裏手から峠の破線に入ると、途中までは木馬(きんば)道。雨が降り出すと、948Pからの南南西尾根を回り込み、左山で北東に巻くと、途中、岩盤剥き出す支沢を渡り、間もなくキビウ峠頂上を源頭とする本沢を渡ると、対岸が皆伐地。雨が雪に変わり始めた中、ここを雷光形を切って登ると、登り詰めた所が、分地峠の頂上であったが、新設の林道が南北に貫いていて、ガッカリ。
 分地へと下る峠道を分けて、尾根を南に取り付くと、のけ反るような急勾配。激しさを増す雪。どこからともなく現れた踏み跡を辿ると、一旦登り詰めた所に倒壊小屋。春とは名ばかりの雪空の下、緊迫する崩落地を渡ってひとしきり登り、ササが現れると、3等点名・古真立が見つかった。北側はヒノキ林。南側はシャラ、アカマツ、ホオノキ、コナラ等々の自然林。美しいとは言えず、また、ここに期待していた訳ではなかったので、即、出発した。 だが、辿るべき尾根は、簡単には見つからず、明瞭な山道が付いた尾根を南西に分け、藪の中に不明瞭な尾根を見つけて南東に下らねばならなかった。鞍部から藪も消え、踏み跡が現れると、コブは右から巻き、途中、またヒノキ林となると、また胸丈のササが現れたが、東側が自然林となると、ササの丈も低まった。小さな鞍部で分地への山道を分けると、突然、電柱が立つスポットに跳び出した。僅か先が、816Pであった。
 アカマツ、ツガ等、大木交りの自然林の中を下ると、鞍部にはコナラの巨木。雪を乗せた胸丈のササを分け登り、ツガ大木二本並び立つコブを越すと、登り返しの途中で送電鉄塔5。降り向くと、来し方、蠢く霧の中に、降り続く雪を被った日本ヶ塚山。その南面に刻まれた無数の谷が、壮絶であった。天竜川の対岸、東には、これも険阻な矢岳山。西、徘徊する霧の向こうに、緑の湖面鮮やかなみどり湖。感動が苦痛の溝を埋めて、なお余りあった。以降、送電線の巡視路となるはずなので、ここで昼食。
 歩き始め、間もなく分岐を西に入ると、展望の尾根歩きとなった。右手には、分地川山がひと際高く、眼下には不思議な色をしたみどり湖。谷の悉くに霧が沈殿し、その山並みが美しかった。鉄塔6からの眺めは絶佳。ここで初めて南側に開け、庚申沢の対岸に離山。自然林の中を急下降し、なだらかな起伏を辿ると、途中、右手前方に新豊根ダム。霧が徘徊する自然林の中を下り、ヒノキ林となると、鉄塔8となったが、出口となる巡視路の標柱が見当たらず。
 それでは・・・と、手前から展望尾根を離れて南へ下ると、あらら、巡視路が現れ、物凄い急な斜面に雷光形を切って下っていた。途中、巨岩は左から巻き下り、なおも急下降を続けると、足元に一輪の寒椿。以降、常緑樹主体の自然林となって平坦に続くようになると、地面にはめ込まれたように苔生した岩点在する美しい尾根。イワカガミの小群落脇を通ると、群落するツツジに囲まれた鉄塔9。右に下ると、間もなく地図にない林道豊富線に出て、これで下って鉄塔8からの西南西尾根を回り込むと、大入トンネルの手前約300mの所でK429に出た。
画像
途中、岩盤剥き出した支沢を渡り、分地峠を行く。
画像
分地峠は、最後に皆伐地を登る。
画像
過去、何人の登山者がこれを見たことか・・・少し雪を被った3等三角点古真立。
画像
鉄塔5に着いて振り向くと、蠢く霧の中から日本ヶ塚山。
画像
展望の尾根歩きとなると、雨に煙るみどり湖。
画像
そして、南、庚申沢の対岸に離山。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント