(地蔵萌え)駒山 855M 明智(川ヶ渡) 山系・茶臼山>段戸山 2016.2.11.

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十六番観音脇を通って東参道を行く。


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起点(矢作川、シシナド川出合318P)・850>919・中電下村挙母線鉄塔18>956・512P南>1120・二十六番観音(落下)・1128>1135・作業道駒寺線出合(770m地点)・1158>1208・作業道駒寺線起点ゲート>1227・小馬寺本殿跡・1234>1239・駒山855P・1344>1415・小馬寺山門・1424>1445・作業道駒山線出合(720mの二又)・1447>1512・中電奥矢作第二線鉄塔4・1514>1548・鉄塔3・1550>1613・石碑「御嶽神社」・1620>1642・終点(一番観音/墓地北/奥矢作第二発電所東)


 駒山は、奥矢作湖左岸の畔から一直線に立ち上がった、柔和な山容の、植林の多い山で、そのダム湖の対岸、北西に高戸山が対峙する。山頂直下には、身を三十三身に現じて地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天の六道衆生を救済するという十一面観音を本尊とする小馬寺があって、その参道が麓から何条か付いていたが、昭和30年代前半からのモーターリゼイション社会の到来とともに、無住職の寺となり、賑わった初午も途絶え、61年毎の本尊のご開帳も行われなくなった。そして、昭和40年代の矢作ダム建設を機に、北麓の牛地集落が移住すると、一気に荒廃した。山名は、この地方を含め、東濃地方が馬の産地として繁栄していたことから、この寺に「千匹大絵馬」が奉納されたことによる。
 この山は、2004.12.19に一度登っていた(既に当ブログで紹介済み)が、今回は、ブログ「迷盤の日々」で提唱された新ジャンル「地蔵萌え」の一環として登ってみた。地蔵萌え故に、往路、帰路ともに「三十三観音」尽くし。具体的には、往路はシシナドの南、矢作川、シシナド川出合の318Pを起点に、シシナド川左岸の尾根を512P,752Pと経て登り、帰路は前回の帰路と同じ、駒山855Pを源頭として408P北東で奥矢作湖に出合う沢と、その左岸の尾根を下った。
 前述のブログのルートの終点を起点にするつもりであったが、一番観音があるという東参道の入り口が見つからず、仕方がないので318P南西、シシナド川の一つ下流側の沢右岸の送電線の巡視路で取り付いた。
 スギ林の中、右山で東へ巻き登り、318Pへと落ちる北尾根を西側から巻き登るようになると、間もなく路傍に四番観音が現れて、その先で送電鉄塔に出た。
 以降も参道は尾根の西側に絡んで続き、そこに七番、八番、九番と連続すると、512P以降は、尾根に絡んで続くようになった。十一番から十五番まで途切れることなく続き、570m辺りでキレットを通過して痩せ尾根の中急登となると、十六番、十七番、十八番と続いたが、十九番が見つからなかった。660m辺りで北西から尾根が出合うと、二十番、二十一番と続いたが、752P南で尾根に乗ると、突然二十四番となった。
 この奥から左山で巻くようになると、途中、山手に観音が乗っていない台座があった。崖状となった谷側を窺うと、切株に当たってうつ伏せになっている石仏らしきもの。慎重に摺り降りて、石仏を仰向けにすると、それは二十六番の千手観音で、右に「峯山」、左に「山田久右衛門」と彫られていた。
 この先で二十七番を見ると、僅か先の明るく広がった谷で、作業道駒寺線に出た。これを少し北へ入った所からは、焼山に蟠踞した巨大な恵那山が望まれたが、樹間越しに望む御嶽には、この日、噴煙が上がっていなかった。
 以降は前回の往路を辿って登頂したが、やはり11年余りの歳月の流れは長かったようで、小馬寺の半壊していた本殿は全壊し、駒山山頂の竹林は伐開されて、疎な木立ちの向こうに大川入山、恵那山、ヒメコ沢ノ頭、橋ヶ谷山と望まれた。
 帰路は前回と同じなので、記述は省略した。
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朝日が差す中、東参道を登る。
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転落して、切株にうつ伏せになって止まっていた石仏。
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その石仏を仰向きにすると、それは二十六番千手観音で、右に「峯山」、左に「山田久右衛門」と彫られていた。
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その千手観音から、それが落下して来た参道を見上げる。
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明るく広がった谷で作業道駒寺線に出合うと、これを少し北に入った所から、焼山に蟠踞した巨大な恵那山が望まれた。
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小馬寺の全壊した本殿と、右に荒廃した庫裡(くり)。
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庫裡の荒廃した内部。
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庫裡の北側の高みには、小馬寺の歴代の住職が眠る墓(奥は庫裡)。この僅か左が駒山山頂であった。
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小馬寺山門の二階、かつて夥しい数の木像が収納されていたいう部屋を窺う。

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