番外・古天庵 953M 4等 妻籠(南木曽岳) 山系・空木岳>安平路山 2019.9.29

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4等三角点古天庵南で、中央アルプス南部主稜を眺めながら昼食。



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起点(十二兼集落北端/R19水準点490.1M南南西約150m)・755>846・林道出合(575m)・854>928・林道切通し(655m)>1042・897P・1045>1058・小笹の台地(850m)・1102>1114・林道屈曲点(855m)>1143・中電東海鉄道大桑線鉄塔18(945m)・1145>1154・林道三叉路(970m)・1158>1240・4等三角点古天庵南尾根送電線下の伐採地(925m)・1314>1324・4等三角点古天庵952.5M・1326>1347・林道三叉路・1350>1356・鉄塔18>1415・林道屈曲点・1419>1503・林道切通し・1512>1524・林道出合・1528>1550・起点



 戦国の昔、関ヶ原の合戦で敗軍の将となったある武将が、木曽谷へと落ち延びて与川に庵を開き、世を忍ぶ身となったが、やがて慶長十九年(1614年)春、大坂夏の陣に馳せ向かうまでの間、この古典庵が、そこに存在した。この古典庵から向かいの山の端に昇って来る月を愛で、詠んだのが、木曽八景「与川の秋月」であった。
  今回、ルートを変えて再訪した三角点は、その名をこの古典庵から引いたものであるが、ルート自体は、古典庵とは何の関係もない、山一つ北に隔てた十二兼からのものである。
起点は、十二兼集落北端、軒先に手作りのミニチュアの水車が回る人家前で、ここから野尻城山を源頭とする天王洞の左岸の尾根に与川とを結んだ赤道(昔の公道)を辿って、897P東の不思議な地形の台地に出ると、あとは稜線上の美しい自然林の中に廃林道を南進、現役林道を東進して登頂。帰路は、概ね往路を戻った。
  起点となる前述の人家から、天王洞左岸の高みを右山で巻くと、わずか先、有害獣防護柵を開けた先で、道が二分。巻道を左に分け、右のササ被る尾根道を行くと、わずか先に大山祇命を祀る祠。
  ここからスギ林の中、右山の水路に沿って巻くと、棚田跡に入った先で、山手に巨大な石垣を発見。ここで水路を離れ、その石垣脇を南へ登ると、どこから来たのか、林道に出た。わずか西が、580mコブ東の鞍部であった。
これは横断して尾根を南東へ登ると、間もなく掘れた道(赤道)が現れ、尾根に絡んで続いたが、やがて尾根がぶち切れると、650m辺りで左から戻ってきた林道に出た。
  ここは切通しで横断できず、左に入って小尾根に取り付くと、垂涎の自然林の中を南南東へ登った。そして間もなく林道で寸断した掘れた道が右から出合うと、これが830m辺りまで続いた。おそらく道は、この辺りから右山で巻いていたのであろうが、急斜面に付けられた道の常、欠落して久しいのか、痕跡すらなかった。
コナラ主体の自然林の中、林床を覆う小笹の中に踏み跡を拾って897Pに至ると、東へ下った先、850m地点で突然、不思議な地形の台地に出た。小笹の中、わずかな水流に沿って東進すると、一見してそれとはわからなかったが、屈曲点で廃林道に出た。
  以降、自然林の中、梢のドームを潜って中電東海鉄道大桑線鉄塔18脇で稜線に出ると、北側ヒノキ林、南側自然林となった尾根に絡んで続く現役林道で東進。やがて関電大桑大井線鉄塔19を往復後、三角点古天庵東の鞍部から送電線下に巡視路を辿ると、三角点古天庵南尾根が送電線下となって伐採されており、南に気持ち良く展望が広がっていた。南に巨大な南木曽岳。南東に摺古木山。その右はアザミ岳2027.3Mで、左は中央アルプス最後の秘峰今倉1984.8M。その右の鞍部奥には安平路山が覗き、左奥には奥念丈岳。ここで昼食。4等三角点古天庵へは、自然林のこの尾根を、比高数十メートル膝丈のササを分けて登り、到達した。


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この大山祇命を祀る祠から、右山で水路に沿って巻く。



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水路の左側に田記号の棚田跡が広がると、間もなく山手に巨大な石垣を発見。



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その石垣脇を南に登ると、林道に出る。



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林道は横断し、阿寺山を眺めながら、現れた掘れた道で尾根を登る。



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やがて林道切通しで尾根がブチ切れると、左隣の尾根にシフトし、美しい自然林の中を登る。



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同上。



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やがて林道で寸断されていた掘れた道が、右から出合う。



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掘れた道を登る。これは、かつて十二兼と与川を結んだ赤道。もしかしたら、野尻、与川を結んだ根の平峠同様、中山道の迂路であったのかも・・・。



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掘れた道が左に巻き去ると、小笹に覆われたコナラ主体の自然林を登る。



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不思議な地形の台地を抜け、屈曲点で廃林道に出て見上げると、広がったひつじ雲に蜘蛛。



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梢のドームを潜って廃林道を行く。



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稜線に絡んで現役林道を行くと、三叉路。前回(2009.2.22.)は、奥から来た。今回は、右から。



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三角点古天庵南尾根へと関電須原大井線の巡視路を行く。



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三角点南尾根の昼食ポイントから、南東に摺古木山(左)とアザミ岳。手前は、高曽根山。



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三角点南尾根から中央アルプス最後の秘峰今倉と、右鞍部奥に覗く安平路山。左、崩落地の右は、奥念丈岳。



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同上ポイントから南木曽岳。



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4等三角点古天庵は、樹林の中。



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往路は、鉄塔19、18と巡視路。帰路は、廃林道を行く。



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廃林道の屈曲点。北側が崩落していた。右が不思議な地形の台地。



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不思議な台地には水溜りも・・・。



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不思議な地形の台地には、アケボノソウが咲く。



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不思議な地形の台地西端。



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897Pへと尾根に取り付く。



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掘れた道(赤道)を帰る。



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水路沿いにはゲンノショウコが咲く。



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軒先にミニチュアの水車が回る人家まで戻ると、十二兼の村の人たちと、山の話に花が咲く。









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