大和三柱鳥居 980M 八幡(門原) 山系・能郷白山>平家岳 2019.11.16.

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大和三柱鳥居。


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起点(新田橋北詰北東約100mの駐車場)・839>843・上津谷橋北詰・850>1030・4等三洞921.2M・1047>1106・1009P>1155・1012P>1208・千谷林道終点・1250>1258・1012P>1305・980m鞍部凹地・1309>1355・950P>1435・電源開発御母衣北幹線鉄塔116>1459・起点

 三柱鳥居は、鳥居を3基組み合わせたものをいい、隣り合う鳥居同士が柱を共有するため、柱は3本である。鳥居はあっても神社はなく、したがって境内もない。3基の鳥居が作る幻想の三角柱に、上面から神聖なものが降臨すると言われ、全国に十か所ほどある。この三柱鳥居は、長良川の支流内ヶ谷の、そのまた支流千谷の源頭部、1012P東約250mの林道終点広場にある。
 上津谷は、板取川の支流門原川の最上流の支流で、荒倉谷の東の地図上は無名の谷であるが、今回、上津谷に架かるK52の上津谷橋から4等三洞921.2M、1009P、1012P,950Pと経て左回りで周回した。
 上津谷出合から左岸へ堰堤への治山運搬道、右岸へは荒倉谷へと尾根を回り込んで行く林道が入っていたが、スギ林の中、左岸の尾根に取り付いて、北へ急登。勾配が緩んで北東へ登るようになると、全面色づいた自然林となり、ナツハゼが淡橙色。間もなくブナ交じりとなり、勾配が強い所では踏み跡を拾って右山で巻き登ったりしていくと、4等三角点三洞は、右ヒノキ林、左自然林で登り勾配の途中にあったが、先行した美奈子ちゃんは、どうやらこれに気が付かなかったようで、「境界まで行ったけど・・・」とか言いながら、間もなく戻って来た。
 稜線に出て北進すると、1009Pは、疎で膝丈のササの林床の自然林の中、根上がりリョウブに占拠されていた。このコブを北西に越すと、鞍部からは滑らかな落ち葉の林床の晩秋の自然林。そして東西に棚状の1000mコブは、ブナ主体の趣ある自然林。緩やかな起伏ある尾根は、木立疎で明るく、途中、西にドウの天井、日永岳。南に高賀山、サンノーの高、クラソ明神山。見回せば、点々とミネカエデ、ハウチワカエデが橙色。ミズナラ大木脇から一段登った1012Pは、低、中木帯で藪っぽく、がっかりしたが、ぼくたちは、2012.12.2.、岩子谷の頭1029.8Mから眺めて知っていた、ここから東へ下った千谷の林道から大きく開けていることを・・・。
 東へ藪を掻い潜りつつゆるゆる下ると、南側を巻いて来たカヤトの廃林道に出た。これを東進すると、わずか先から右山となり、わずか先で北東へゆるりと下ると、980mで林道終点広場に出た。生憎灰色の雲が垂れこめていて、展望は芳しくなかったが、一角に奇怪な木製の構築物があり、そこに奇怪な紋章が、奇怪な文字とともに祀られていた。大和三柱鳥居であった。穂が揺れる、この山深いカヤトの広場で昼食とした。北にモコモコと美しく自然林に覆われた南面を見せて3等千谷。
 1012Pまで戻ると、案の定、霧雨が降りだしたが、藪っぽかったのは1012P辺りだけで、西へ下った980m鞍部北側は、周りにブナ点在する、湿地化した素敵な凹地であった。そこに降り立つと、落ち葉で覆われてはいたが、ずぶずぶと沈んで底なし沼のようであった。木立疎で、明るい稜線を西進すると、境界を南へと離れる950Pへの分岐点は、微細構造を持った複雑な地形とあって、コンパスを出したまま、東自然林、西ヒノキ林で尾根を南へと下ると、970m辺りからは、ブナが所々で並木となる全面自然林。ヌタ場がある凹地から登り返すと、凹地が閉じたところで950P。
 下るにつれて樹林は色づき、910mの棚端で自然林の尾根を南東へ分けると、東自然林西ヒノキ林で南へ中急下降し、もう一度棚から中急下降すると、700m辺りから全面ヒノキ林となって、650mの棚端から南西に下ると、電源開発御母衣北幹線の鉄塔116(大字大上)に出た。さらに下ると林道に出て、これを左に入って下ると、やがてチェーンを跨いだ先で、上津谷橋西詰に出た。
 門原川に架かる実線の橋新田(しんた)橋手前のれっきとした駐車場まで戻り、帰り支度を済ませて杉島辺りまで戻ると、タイヤが一つパンクしていた。近頃のタイヤは、パンクしないということで、ハスラーにはスペアータイヤが装備されていなかった。ここは装備されていた応急修理キッドを駆使してどうにか危機を脱出し、翌日修理工場に持ち込むと、「えー!よく自分でやれたね!」と驚かれた。「え~、そんな~、ひどい!」、とぼく。


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上津谷左岸の色づいた自然林を行く。


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そのうちブナも現る。


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4等三洞を過ぎると、しだいに冬枯れの様相。


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稜線は、木立疎で冬枯れ。


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1012P東、千谷の林道終点広場。


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林道終点広場の奇怪な構築物には、奇怪な紋章、奇怪な文字の札が、祀られていた。


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奇怪な構築物の向こうに、モコモコと自然林に覆われた南面を見せて、3等千谷が手招きしていた。


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1012P西の鞍部北側は、素敵な湿地状の凹地。


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荒倉谷と上津谷を分ける尾根も、ブナ交じり。


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同上。

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この記事へのコメント

レイ
2019年12月06日 11:35
こんにちは~。

新築の家に引っ越されたそうで、イイですね~❗️

2年前 大和三柱鳥居に行った時は、紋章や札類は無かったですけどね、、、
float cloud
2019年12月06日 19:51
え~、あそこ、行ったんですか!
絶句!
三柱鳥居って言うんですね。
いまから、2年前のその記録、調べて拝見します。