中幸沢 1440M 3等 木曽福島(末川) 山系・鉢盛山>鎌ヶ峰 2020.2.2.

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最奥人家裏の起点から、熊沢川流下する先に木曽駒連峰。


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起点(中幸沢最奥人家裏1175M地点の墓地脇)・931>1002・破線出合の南東尾根(1285m)>1012・尾根取り付き(1295m)・1014>1042・1365P>1118・帰路分岐(1400m棚)・1121>1125・関電上小川無線局(1410m棚)>1158・3等三角点中幸沢1440.1M・1307>1329・帰路分岐>1408・起点


 この山は、木曽川の支流黒川の、そのまた支流幸沢(こうざわ)川の源頭部の一角を成し、東側には木曽川の支流熊沢川が南流する。前者の源流部には奥幸沢、後者の源流部には中幸沢と、それぞれ最奥集落がのどかな佇まいを見せているが、かつては菅と幸沢を結んで風吹峠が越えていて、菅からは炭、味噌が、幸沢からはミョウガが運ばれていた。またこの風吹峠は、奥幸沢から上小川を経て、黒川沿いの集落と結ばれていたことから、福島の関所を逃れるための、裏飛騨街道と呼ばれていた。光陰矢の如し。これらのことは、いまから19年前の2001.11.18.、風吹峠経由で笹尾ノ峰(2等笹尾1437.2M)を訪ねた折、中幸沢在住の竹原広作翁(T.7.生まれ)から教わったが、今もご健在かどうか・・・。
 「多分、カラマツ林・・・」、と予想して、あまり気が進まなかったが、現地を訪ねてみて、その予想が的中した。当初は中幸沢の神社記号から、裏飛騨街道の名残の破線を辿るつもりであったが、神社が見当たらなければ、谷も植林で荒れており、最奥人家裏の墓地前の高台を起点に歩き始めた。
 帰路は畑跡を北西から下ってくることにして林道を行くと、まず右に風吹峠道を分派。直後、幸沢自然村キャンプ場を経て熊沢川を遡る林道を分けたが、いまもそれはあるのだろうか・・・。奥幸沢への立派な林道に入り、右山で巻きに巻いたが、出合う尾根は、ことごとくが笹尾根。
 漸く幸沢川と熊沢川の分水界手前、山側にガケ記号がある所から藪っぽいカラマツ林の尾根に取り付いて北西に登ると、1330m地点でカヤ交じり、草付きの棚に出た。
 以降、カラマツ林の尾根を北進。登るにつれて一面の雪となると、密で丈高のササが現れたが、雪に少しは埋まっているので、前進は楽々。1370mの棚奥で、左前方からの廃林道終点に出ると、以降、尾根線西側直下にこれが続いているようで、所々でこれに出合った。
 熊沢川側に分派する尾根は、ことごとくが密で丈高のササに覆われていたが、起点へと落ちる尾根と、その上方から分派する短い尾根にはササがなかった。後者を帰路としてなお北進すると、1410mの棚に、関電の「上小川無線局」。なお北進すると、ササが途切れることがなくなったが、やはり積雪のせいで前進ははかどった。
 3等三角点中幸沢1440.1Mは、そんな笹原の中、保護石脇の雪の下から掘り出した。北から西にかけてがウダイカンバ、ミズナラ等の自然林で、樹間越しに御嶽、木曽駒連峰、経ヶ岳、仏谷山、坊主岳。権兵衛峠の向こうには、南アルプスが望まれた。奥の雪の小広場で昼食。
 分岐まで戻ると、帰路の尾根は、自然林の中。尾根尻で右の谷に降りて、右岸を下ると間もなく植林となり、途中から現れた窪んだ道を辿ると、開削真っ最中の重機脇から往路の林道に出た。そしてこれを横断すると、素晴らしい木曽駒連峰を正面にして、畑跡を起点へと下った。


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シラカバ交じりのカラマツ林の中、カヤトを行く。


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三角点が近づくと、ササも途切れることなく続く。


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山頂の佇まい。三角点は右手前に。


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奥の雪の小広場で昼食。


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下山開始。


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下るにつれて、所々でササが消退。


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帰路分岐。左へ下る。


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帰路の尾根は、珍しく自然林の中。


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同上。


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谷に降りると、植林の中、右岸を下る。


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往路の林道を横断し、木曽駒連峰を正面に、起点へと畑跡を下る。


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起点の向こうに木曽駒連峰。


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その木曽駒連峰。右は麦草岳。
 

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