榑俣城址 416M 3等榑俣 明智(小渡) 山系・恵那山>焼山 2020.2.11.

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398P北の鞍部から、東へ崖状斜面を下る。


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起点(オミノゴ川、K354出合の土蔵脇)・918>1012・中電愛岐幹線鉄塔166・1021>1058・オミノゴ川左又左岸の林道終点>1134・オミノゴ川右又出合(315m)>1150・峠の頂上(360m鞍部)>1216・3等榑俣416.1M・1225>1234・峠の頂上・1350>1449・起点


 榑俣城址は、矢作川と支流の介木川の出合に開けた小渡の西にあって、東は矢作川上流の川ヶ渡(支流の明智川出合)辺り、南西は矢作川下流の池島辺りまで見通せられる、絶好の位置にある。北側の鞍部を西丹波と上中切とを結んだ峠が通っており、その峠頂上から大手筋と思しき窪んだ道が、自然石に「享和元年(1801年)四月 釈恵春尼」と彫られた石碑脇を経て通じている。
 この山は、往路では送電線巡視路と、その峠の上部を使ったが、帰路はそれをフルに使って周回した。往路になぜこのような複雑怪奇のルートを・・・。それは、現地入りしてみるとこの山が、ほぼ全山植林の山であったからである。
 起点は、丹波川の支流、オミノゴ川とK354の出合、風情のある土蔵脇。平岩川を渡って丹波川を遡り、間もなく東へ分派する車道に入ると、丹波神社の参道の石段前を通った先に馬頭観音の石碑。この先で最奥人家となると、樹林の中で車道が二分。右下方に覗く人家への車道を分け、なお左山で巻く地道を行くと、入口が崩落した破線の道を分けた直後、路傍に素朴な地蔵が佇んでいた。平岩川を渡ると、送電線下、自然林となった尾根に、中電愛岐幹線鉄塔166の巡視路が分派。このまま巻道を行けば、破線の谷となるが、それは帰路として巡視路に入ると、送電線下に窪んだ道が続いたが、尾根に乗ると、ヒノキ林の中となった。
 鉄塔166から左山でひとしきり巻き、410m南西鞍部で巡視路を送電線下に分けると、410mコブは南側を巻いて、398P北で雑木林の中の鞍部。東眼下には稲田が広がるのどかな谷オミノゴ川左又が覗いていたが、東面は崖状急斜面。若い木立頼りに、ここをけもの道拾って下ると、谷左岸で北東からの林道終点に出た。そのまま細道で南進し、間もなく東からの小谷へと入るとその左岸の尾根に乗ったが、これがクヌギ主体の素敵な尾根。これを南西に下り、ヒノキ林の中で360m鞍部となると、南東眼下に棚田跡がある暗い谷が覗いていた。急斜面にけもの道を拾ってその谷に降りると、ここも左岸に細道が付いていた。これで谷を南に下ると、しだいに高巻道となって、315m辺りで破線の谷オミノゴ川右又に出た。「ぼくたちって、いったいなにをしているのかな・・・」と、思わないではなかったが、「植林歩きが嫌で、こうなった・・・」とでも言っておこうか・・・。右岸を破線と思しき道で登ると、やがてイノシシ捕獲用の檻脇から峠の頂上に出た。向こう側にはのどかに田が広がっていて、北側の山手には最奥人家安藤さん宅。
 尾根を南に取り付くと、まもなく窪んだ道が現れ、それが消えると、390mの扁平なコブに立ち枯れのサクラ大木があって、その根元に「釈恵春尼」と彫られた自然石があった。昔、上中切の人たちはこの桜の木の下で、花見の酒盛りをしたのだとか・・・。ここからクヌギ主体の美しい微細な尾根を西へ登って稜線を南進すると、最後に遺構らしき小さな壁を登った所に、3等三角点榑俣416.1Mが北向きに埋まっていた。戻って峠頂上東側の日溜りで昼食。安藤さんには、この山のことを色々と教わった。
 帰路は、峠を西丹波へと下った。往路分岐を過ぎると、しだいに雑木林の中となったが、所々で竹の倒木に悩まされた。


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丹波神社参道の石段前を通って東進。


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峠道らしく、路傍に素朴な地蔵が佇む。


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送電線巡視路起点。帰路は、右奥から。


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398P北の鞍部から崖状斜面をけもの道で下る。


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降り立ったオミノゴ川左又にはのどかに田が広がり、その左岸に細道を下る。


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オミノゴ川左岸尾根は、クヌギ主体の美しい林。


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同上。


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峠頂上には、檻があった。


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城址へと大手筋と思しき掘れた道を行く。


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立ち枯れのサクラ大木。その根元には自然石の石碑があった。


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「釈恵春尼 享和元年四月」と彫られたその石碑。


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そこからクヌギ主体の美しい雑木林の中、微細な尾根を西へ登る。


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稜線出合。


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山頂へ。


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上中切の最奥人家。


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最奥人家から少し東進してみると、路傍に佇む馬頭観音。


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帰路。峠を西丹波へと下る。


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往路の巡視路起点まで戻る。


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平岩川右岸、入口が崩落した破線分岐。


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この土蔵脇が起点。








 
 

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