岩飛 340M 足助(東大沼) 山系・茶臼山>段戸山 2020.3.7.

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巨岩犇めく中を中急登。


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起点(下佐切集会所)・833>1007・豊田、足助境界の330mコブ・1015>1040・中電東名古屋東部線鉄塔93(最高点340mコブ南)・1138>1150・豊田、足助境界310m鞍部(送電線巡視路三叉路)・1155>1247・中電東部額田線鉄塔8>1250・東名古屋東部線鉄塔94・1255>1359・起点


 岩飛は、香嵐渓の下流、巴川の左岸にあって、南に仁王の天ヶ峰、北東に白倉の天ヶ峰が対峙する。この二つの天ヶ峰は、山頂を占拠した巨岩故に、全国からのクライマーで賑わっているが、岩飛は、それ以上の巨岩犇めく山であるにもかかわらず、静寂そのものである。それはなぜか。情報化社会が進展したいま、人は、なんらかの情報なくしては、山に登られなくなった、と言うことであるのかもしれない。発見は少なかろう。哄笑は何処に。
 東麓には上脇、北麓には下佐切が、山間にのどかな佇まいを見せているが、この山は、後者の下佐切を起点に無名沢源頭稜線を左回りで周回した。下佐切の西端の集会所から歩き始め、K39に出て巴川を下ると、わずか先で南東から支谷が出合い、そのまたわずか先で、やはり南東から極小さな谷。出合には地蔵、馬頭観音等、石仏、石碑が並び、この脇から大岩、小岩の間を縫うように登ると、間もなくその右岸の尾根に乗って登ったが、これがK39で一つ目に出合った支谷左岸の尾根(帰路は、右岸尾根)。
 クヌギ、アベマキ、サクラ等々、交じる美しい常緑樹林の中を登り、やがて190m辺りから斜面状の尾根の中急登となると、間もなく右手の谷身に犇めく巨岩。縦にパックリ割れた巨岩は、鳶岩巣山の、一ツツ奥山の、諸家おいし山の巨岩を彷彿させ、口角に泡を飛ばしながらここを登ると、至る所でスラブが連続。その後も大岩、小岩が点在し、すっかり舞い上がって行くと、やがて旧豊田、足助境界の扁平な330mコブ。この西尾根の岩記号を探してみたが、大層な岩はなく、ぼくたちを大きく落胆させた。ところが、境界を南東に下ると、鞍部からはまた大岩、小岩が点在し、340mコブを南へ越し、連続する340mコブを南に越すと、中電の東名古屋東部線鉄塔93に出て、大きく展望が広がった。ここで昼食。
 送電線下、南西に巡視路を分け境界を南東へ入ると、地図を片手に登って来る人あり。訊くと、すぐ下で岩登りをしていたが、ほかに岩はないのかと、探しに来たのだとか・・・。直下に大岩を背に小広場。その大岩の基部に、「お天道」と彫られた石碑があり、この下方にまた大岩。ここにもう一人岩登りがいて、マットを敷いて休んでいた。この下方で巡視路の三叉路となった310mの境界鞍部。ここは東へ下って田記号の谷に出ると、右岸を下流側へと幅広の道。これを辿り、南東からの支谷へ入ると、支谷右岸、アラカシ大木の根元に山ノ神が覗いていた。この支谷を渡る手前から簡易舗装の荒れた林道となると、やがて320m鞍部で無名谷の右岸尾根。これを回り込む林道を分け、美しい自然林の中、この尾根に送電線巡視路を辿ると、こちらにも巨岩、大岩、小岩が至る所で点在。「今年はもう、残雪の山は、ないのかもしれんね~」とか言い合いながら、もうぼくたちは、笑えて仕方がなかった。「恐るべし(すばらしい)、豊田の山!」、と女房。
 やがて東部額田線鉄塔8を通過し、東名古屋東部線鉄塔94となると、本ルート随一の展望が広がった。北北東に御嶽。右へ木曽駒連峰、恵那山。その手前に白倉天ヶ峰。
 170mの棚からヒノキ林の中となると、140m辺りから先が竹林となったので、尾根を右へ離れて支谷を渡り、美しい自然林の140mコブから北へ急斜面を下ると、墓地西で下佐切の里に出た。


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K39脇の地蔵。ここが取り付き。


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クヌギ、アベマキの多い自然林を行く。


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同上。


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斜面状の尾根の中急登となると、巨岩が犇めくようになる。


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連続するスラブ。


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境界の鞍部にも巨岩、大岩、小岩が点在。


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登り返しにも岩、岩、岩・・・。


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同上。


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同上。


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この鉄塔脇で昼食。


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その鉄塔から南東へ境界を下ると、直後、大岩があって、その基部に「お天道」と彫られた石碑。


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「お天道」と彫られた石碑から境界の鞍部へ。


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田記号の谷右岸に送電線の巡視路を辿ると、途中、支谷右岸のアラカシ大木の根元に山ノ神。


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その山ノ神。


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無名谷右岸の尾根も、至る所に巨岩、大岩が点在。ぼくたちはもう、笑えて仕方がなかった。


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同上。


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美しい自然林の中を下る。


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中電東名古屋東部線鉄塔94から本ルート随一の展望。北北東に御嶽、右へ木曽駒連峰、恵那山等々、眺められた。


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下佐切の里に出ると、刈り払われた草地の斜面にはなぜか木段の道。

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