番外2・野尻城山 1100M 3等天王洞 妻籠(南木曽岳) 山系・空木岳>安平路山 2020.6.20.

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山頂南、1080m棚西端の岩テラスから、木曽川流れ行く先に伊勢山。


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起点(馬頭観音西の中電東海鉄道大桑線鉄塔26巡視路起点)・832>856・鉄塔26・901>1000・鉄塔25・1013>1148・鉄塔24・1207>1248・鉄塔23・1325>1352・岩テラス分岐>1358・3等天王洞1100.3M・1407>1411・岩テラス分岐>1418・岩テラス・1430>1437・岩テラス分岐・1440>1458・鉄塔23>1501・1044P・1503>1528・関電大桑線鉄塔16巡視路起点・1530>1532・鉄塔16>1543・鉄塔15・1545>1558・鉄塔14・1600>1627・鉄塔13>1640・鉄塔12・1645>1650・林道野尻与川線出合>1705・起点


 野尻城山は、地元では「天の平」と呼ぶ。中山道は野尻宿の南背後に立つ山で、この山の南側を西流して、十二兼で木曽側に出合う谷が、天王洞。この源頭が山頂で、ここにかつて野路里氏の城があり、源頭部でわずかに東流しているところが、その水場である。
 この山に初めて登ったのは、1999.10.13.、袖山牧場から。この時は、山頂からの中央アルプスの大観に驚いたが、昨年、2119.8.11.、十二兼から天王洞、袖山牧場経由で登った時には、山頂は、既に樹林の中。今回は、二反田川側から、並行する送電線の中、往路は西側の、帰路は東側の送電線の巡視路を使ったが、往路は相当のルートファインディング力が要求されるタフなルートで、帰路は一度、谷を東へシフトするだけの、単純なルートであった。
 起点は、野尻と与川を結ぶ峰越林道の、最も下流に架かる無名橋。西詰から二反田川上流へと中山道が入り、その入口西に馬頭観音がある。この西側で南から、南西からと、連続して支谷が出合っていたが、後者左岸へ中電東海鉄道大桑線鉄塔26の巡視路が入っていた。
 間もなく支谷から離れ、西へ雷光形を切って登ると、尾根上に鉄塔26。右山で巻き下ると、取り付いた支谷に出たが、広い谷に巡視路は無きも同然。想像力を駆使し、これを遡るように登ると、途中、「胎内くぐり」ができる大岩。勾配が増した支谷を登ると、次の鉄塔25は、支谷右岸の尾根にあった。傍らで可憐に咲くササユリ。
 東へ下り続ける巡視路はここで見限り、ここは送電線下に伐採地を右山で巻くと、北東へと落ちる谷から樹林の中で、右岸の870m棚。これを南へ摺り下ると、岩犇めく谷に出た。ここは一瞬ルンゼをよじ登ったが、女房は落ち葉の急斜面へ迂回。そこで一瞬摺り落ちて、冷やりとした。送電線下の伐採地となった右岸の尾根を乗り越して、深い樹林の中、送電線に沿って登ると、鉄塔24のわずか上方で右岸の尾根に乗った。鉄塔24の向こうに中央アルプス。生憎稜線は雲の中であった。鉄塔24からは、展望絶無。
 ここからは送電線巡視路。ササユリ咲く脇から右山で巻くと、途中、岩清水滴る庇状の大岩。フタリシズカ群落して咲く谷を渡り、連続して花崗岩のザレ場を渡ると、送電線を潜った先で北東尾根に乗り、これを登ると1044P北の稜線で鉄塔23に出た。来し方に雲が降りた中央アルプス。ここで昼食。大抵そうなるが、昼食を摂ると元気が出て、「行かない!」と言っていた山頂を往復することになった。
 稜線上に延びる国有林の歩道は、今回、刈り払われていた。そしてそれは、前回、ぼくたちが辿ったように続いたものだから、もう笑えて仕方がなかった。で、あっという間に山頂となった。さていよいよ前回はパスしたあの岩テラスへ。
 南東へ急下降して鞍部から一段登り返すと、1080mで棚の東端。帰路はこれを東へ下るが、岩テラスはこの棚の西端。尾根通しは不可。この分岐から右山で大岩の基部を巻くと、イワカガミ群落する棚に出た。そのわずか西、キレットを数歩で渡ると、待望の岩テラスに出た。退路のキレット以外は、ぐるり足元からスパッと切れ落ちており、木曽川流れ行く先に絶景が展開していた。伊勢山は筋骨隆々。この山としては、屈指の眺めであろう。南に南木曽岳。南東にアザミ岳から摺古木山。思い出は、紫陽花色の彼方。21年前にここへ一緒に訪れたあの娘は、どうしてるのかな~。
 帰路は、1044Pの先から牧柵沿いに南西へ下って農道に出たが、牛が放牧されていて困った。したがって21年前と同様に牧柵沿いに東へと下り、ゲートの外で農道に出るのがベスト。
 そのゲート東から北へ関電大桑線鉄塔16の巡視路に入って下ったが、これはよく整備されていて、特に鉄塔13から12間は美しい自然林の中、遊歩道並みにゆらゆらと蛇行して続いた。
 ササユリ、ノアザミが点在して咲く脇から峰越林道に出ると、向こう側に立て看板「のぞきど森林公園 あと3KM」。林道が二反田川に架かる橋から左岸に中山道を下ると、次の橋で起点に戻った。


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この馬頭観音前が起点。手前が二反田川左岸を遡る中山道入口。奥に送電線起点がある。


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沢線に沿って登ると、途中、胎内くぐりの大岩。


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鉄塔25脇に咲くササユリ。


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鉄塔25で巡視路を見限ると、送電線下に伐採地を巻く。


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伐採地が終ると、谷を登る。そして右岸の870m棚へ。


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870m棚から南へ摺り下ると、岩犇めく谷に出る。


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その谷を登る。そして右岸の送電線下で伐採された尾根へ。


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その伐採された尾根を登ると、大岩脇からまた谷へ。


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谷からあの大岩目指して・・・。


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その大岩左脇から小笹原を登って鉄塔24。


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鉄塔24上方から中央アルプスきっての秘峰今倉1984.8M(伊奈川支流浦川の源頭)。


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同上ポイントから木曽駒連峰と鳥捕山。右手前は、のぞきど高原の北端部。


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ササユリ咲く脇から鉄塔23へと巡視路に入る。


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途中、岩清水滴る庇状の大岩前を通過。


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深い森を行く。


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大木はザラ。


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花崗岩の白ザレを通過。もし巡視路がなかったら・・・。


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急斜面を巻く。


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同上。


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同上。


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同上。


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明るい笹原となると、稜線上の鉄塔23は、指呼の間。


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950mコブを北に越すと、鞍部からは右山で巻く国有林の刈り払い道。


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そして南流する天王洞を渡る。


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岩テラス分岐から山頂へと向けて鞍部へ。


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鞍部から山頂への急登中、雲が降りた木曽駒連峰。


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山頂の佇まい。西向きに埋まる三角点脇の白柱には、「建設省国土地理院」の文字。


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分岐から棚を西へ。そう言えば、尾根通しでは岩テラスには出られなかった・・・。


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右山で巻くと、待望の岩テラスに出る。


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岩テラスから木曽川流れ行く先に伊勢山。手前は、梛野沢ノ頭。


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キレット。ここから左山で分岐まで戻る。


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展望良好の1044P。


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鉄塔14から殿富士を正面に巡視路を下る。


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鉄塔13から12間は、遊歩道並みの道。


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ササユリが咲き・・・。


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ノアザミが咲く脇から峰越林道に出る。








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