三方ノ根 1229M 3等 根羽(根羽) 山系・茶臼山 2020.8.2.

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岩も木立も苔生して、予想外に美しい沢を登る。


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起点(面ノ木BC)・814>843・下部林道出合(1005m)>905・K80出合(1050m)・910>918・登山口(破線起点)>955・天狗棚展望台(1180m)>1019・面ノ木園地(面ノ木峠頂上)・1022>1104・支谷出合(970m)・1107>1130・1035m地点・1145>1234・支谷源頭(1170m)・1237>1254・3等三角点三方ノ根1229.3M・1301>1319・1190mコブ・1419>1433・天狗棚1240P・1436>1454・天狗棚展望台・1456>1513・登山口(破線起点)>1528・起点


 三方ノ根は、根羽、津具、稲武の三境界に跨る山で、愛知標高第三位の天狗棚の北の尾根続きにある。標高も、その天狗棚に続いて第四位である。
 この山は、2003.5.5.に一度、面ノ木峠頂上から登山道で天狗棚を経由して登っていたが、情報化社会が実現した現在、公開に値するはずがなく、ブログ対象外とした。それで今回は、ルートファインディング必至の沢ルート。もっともこれは、以前、稲武野外教育センターが整備したオリエンテイリングのコースであったので、あまり期待はしていなかった。
 起点は、面ノ木ビジターセンター。観光地としてはまだ朝早いようで、閑散としていた。南進して津具環境保全林に入ると、湿原、木地師住居跡と抜けて下部林道に出た。これを右山で南西に登ると、峰越のk80に出合った所が、天狗棚展望台の直登ルート起点であった。ほぼ破線をトレースして登山道を登ると、大勢の人で賑わう展望台。ここを呼吸を止めて足早に通過し、右山で巻き下ると、やがて面ノ木峠頂上に拓かれた面ノ木園地に出た。
 面ノ木風力発電所への車道を西へ分け、K80の西側から稲武野外教育センターが敷設した木道を下って井山川の畔に出ると、ブナ大木交じりの自然林の中、右岸をひとしきり下ったが、人影はなく、井山川のせせらぎだけが、林間に響いていた。やがて左岸に渡ると、スギ林の中。堰堤を二つ越すと、再び右岸沿いとなり、間もなく北東からの支谷に入ると、歩道はこれを渡っていたが、この出合が入渓点であった。
 歩道どころか踏み跡もろくになく、少し心配になるころ行く手にK80が現れた。暗渠は通ることができず、K80は渡って谷に復帰すると、岩累々としていて、そこに古いロープ。大岩、小岩を点綴して登ると、上部はブナ大木が疎立し、やがて水流が青息吐息となり、1160mで伏流になると、滑らかな落ち葉の林床のブナ林が広がって、源頭となった。そしてわずか先でオリエンテイリングの遊歩道に出た。標柱あり、左は(1159P、林道経由で)野外教育センター2200m、右は面ノ木休憩所1800m。ここは右に入って南東へ巻き、津具、稲武境界の国有林歩道を北へ登ると、3等三角点三方ノ根が埋まる山頂となった。
 帰路は、途中で昼食を摂り、天狗棚、展望台経由で上部林道に出ると、これで起点に戻った。


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面ノ木BCから津具環境保全林の疑似木段を南へ下る。


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津具環境保全林の湿原。


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下部林道を行く。


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天狗棚展望台への直登ルートを行く。


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展望台へは、最後にこの比高約30mの階段を登る。


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ブナ大木脇を通って、面ノ木園地へ。


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面ノ木園地から美しい自然林の中、井山川沿いに遊歩道を下る。


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二つ目のこのスチール製の堰堤を越すと、間もなく支谷に入渓する。


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暗渠は通ることができず、左からK80を渡り、谷に復帰する。


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すると、谷は、いきなりゴルジュと化す。


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苔生した沢を行く。


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岩を掴む苔生した根。


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木立も岩も、もの皆苔生した谷。


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滑らかな落ち葉の林床も広がる。


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大木も混じる。


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同上。


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谷をふさぐ倒木。


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堰堤状の岩。


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水流は、もう青息吐息。


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源頭近し。


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最後に所々で小さな滑が現る。


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源頭からわずか先で、こんな標識が立つ遊歩道に出る。ここは右へ。もちろん、三角点へそのまま東へ尾根を登っても良し。


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津具、稲武境界尾根を、国有林の歩道で北へ登る。


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帰路。ブナ大木疎立する中、御料局の標石が続く国有林の歩道で、津具、稲武境界を南進。


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天狗棚1240Pの佇まい。境界は左へ。


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往路の賑わいが嘘のよう・・・。展望台には誰もおらず。


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展望台から津具盆地。左が白鳥山。右後方が大峠。


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上部林道を帰る。





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この記事へのコメント

2020年08月06日 21:14
8/2に登られたんですね。
私は8/3、会社の休日で、子供連れで、面ノ木園地、アテビ平、萩太郎山へ行きました。
子供でも歩けるようなところにしか行きませんでしたが。
萩太郎山は、子供を抱っこ、おんぶのボッカになりました。

沢沿いのルートは私が12年前に歩いたルートとだいたい同じでしょうか。
12年前は県道下もくぐれましたし、沢沿いに踏み跡は薄い箇所もあるもののほぼあった気がします。
三方の根は、剱岳点の記の主人公がその2年前に選点した三角点ですね。
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2020年08月07日 14:32
wanderさん、コメントをありがとうございました。
ニアミスでしたね。
愛知の最高峰とは言え、熱塊を背負ったり、抱いたりの登高は、さぞかし暑かったでしょうね。
ところでアテビ平って、どこにあるんでしょうか?
明日(8.8.)、山に行くんですが、どこにしようか、あてもないんで、苦しんでいるところです~。
12年前ですか~、源頭部は外しましたが、どの方面も美しかったし、特にこだわりはなかったので、気の向くまま、足の向くままにしていました。
wanderさんは、もしかしたら、木段で始まるあのルートだったのかもしれませんね。いずれにしろ、すぐ合流しますよね。
そうそうぼくたちも、17年前、その辺りをそぞろ歩きしたんですが、当時、既にルートはあったんでしょうかね~、井山は19年前ですが、野外センターから遊歩道が付いていましたが・・・。
三角点三方ノ根の選点者は、そうそう、柴崎芳太郎でしたね。2年前でしたか・・・。
Wander!
2020年08月07日 20:06
萩太郎山は曇りで、豊川よりは5℃以上涼しかったので快適でした。
久しぶりに10㎏以上のボッカでしたので、最初は息が切れましたが、後半は慣れてペースも上がりました。(笑)
ただ、アテビ平では雷がなっていました。
アテビ平は、小鳥の森とも言って、茶臼山を周回する道路の東側ルートをわずかに売木村に入ったところにあり、周回する遊歩道があります。不定期ですが、今なら管理小屋でとうもろこしを売っています。
さらに下り、売木峠で西側ルートと合流してさらに少し下ると天然水があり、ここで水を汲みました。
アテビ平だけではそんなに時間はかかりませんが、ぜひ足を延ばして独自ルートを開拓してください。
井山は少ししか歩いたことがありません。
中学生の野外生活がここだったのですが、登山?の日は雨で中止になってしまいました。
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2020年08月09日 11:57
こどもさん、もう10kg以上ですか~、かなり重いですね。
山の時は、はるかに軽い荷物ですからね。
アテビ平は、わかりました。
良さそうですね。
教えていただかないと、ネットでも調べようがないですからね。
上矢作の風の森、アライダシ原生林等、行政が整備したところを訪ねるのに、独自ルートをみつけること、このごろ得意になってきましたから、ここも、ぜひ訪ねてみようかと思います。
そうそう、茶臼山も、北から安城市民用の遊歩道で訪ねたことがあります。
しかし、wanderさんの情報収集力は、いつもすごいですね。
また、よろしくお願いします。