荷暮中山 1151M 3等 八幡(門原) 山系・能郷白山>平家岳 2021.4.3.

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林道荷暮線から荷暮川流れ来し方に中山。


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起点(荷暮/林道根倉線起点)・809>848・720P・855>1020・920JCT>1038・961P>1205・1150P>1234・3等三角点中山1151.1M・1319>1346・1150P>1448・961P・1450>1600・720P・1603>1624・起点


 中山は、「間の山」の意で、全国至る所に同名の山があろうが、もっとも有名なのは、越中は馬場島、立山杉が林立し、剣岳の展望台を提供する中山であろう。その中山が、奥大日岳が西大谷山を経て、早月川を立山川と小又川に分ける山であるなら、この荷暮中山は、桧老巨木林立する、九頭竜川源流の支流荷暮川を根倉谷とに分ける山である。北麓には、前者が観光地の馬場島、後者が廃村荷暮があるのが対照的である。
 九頭竜川上流に開けた旧穴馬村には、「穴馬七坂」と呼ばれた七つの峠、白木峠、仏峠、牧尾峠、岩井峠、伊勢峠、三坂峠、油坂峠があったが、これらは1183年(寿永2年)、倶利伽羅峠の戦で木曽義仲に敗れた平家軍が、敗走した峠でもあって、落人たちはその後、それぞれ各峠の流域でひっそりと小集落を形成した。今回、中山登山の起点となった荷暮は、その小集落の一つであったが、既に廃村で、いまは季節集落である。
 箱ヶ瀬橋北詰の冬期ゲートは、その季節集落荷暮のために開いていた。灰色の雲の下、荷暮川流れ来し方に尖峰中山を眺めながら、林道荷暮線で荷暮川を遡ると、荷暮にはちらほらと人影。分岐を左に入り、荷暮川、根倉谷と連続して渡ると、そこが今回の起点であったが、ここは、中山登山にあたって参照した、ブログ「山だよね」の2016.3.4.の記録の起点でもあった。
 祠がある580mコブ南側はキレットということなので、ここはセリバオウレン群落して咲くスギ林の中、西から迂回して、直接そのキレットの鞍部に出ると、向こう側、根倉谷側が自然林で、対岸にぼくたちのハスラーが覗いていた。比高約150mの壁を南へよじ登ると、720Pから先は若い自然林となったが、800m辺りまでは藪っぽく、所々で西側に迂回したりして登った。株立のホウノキ大木点在する自然林の中を中急登すると、ジャンクションの920m地点は小台地。ブナが交じりの自然林の中、、ユズリハ群落地を南へ抜けると、ブナが多くなって961P。
 広い棚状の尾根を南進し、ブナ中木林の中をゆるゆる登ると、ヌタ場脇を通過した先に立ち枯れの巨木。来し方を見下ろすと、マンサクが咲き、中空で揺れていた。990m地点で度肝を抜くヒノキ老巨木脇を通過すると、ヤマグルマ大木脇から1010mコブを南へ越し、1150Pへと続く尾根が行く手に高々と現れると、雪田の向こうに地を這うようなヒノキの老巨木。以降、棚状に続く尾根に、ヒノキの老巨木が連続するようになると、根倉谷側に所々で雪田が現れた。その巨大な根のウロからヤマグルマが生えるヒノキの老巨木脇を通過すると、雪が詰まった谷が北へ落ちる1020m鞍部。
 東南東へ中急登となると、途中、カモシカに遭遇し、勾配が緩み、南東へ登るようになると、1140m辺りから根倉谷側に雪の帯が現れたが、利用できるほど頑丈ではなかった。一段とブナが多くなり、漸く1150Pとなると、ヒノキの老巨木脇に大きな雪田があり、北へ大きく開けていた。根倉谷対岸に大山塊の赤樽山。雲多く、それより奥は望めなかった。
 ゆるりとわずかに下ると、東南東に棚状の尾根。根倉谷側には途切れがちながらも雪の帯が続いた。1130m鞍部からは、ヒノキの老巨木が連続。なお棚状に続き、それが南東から南南東へと向くと、広い尾根の根倉谷側に小池。この脇に株立のヒノキの老巨木があり、その南10m足らずの所の疎な笹薮の境に、南向きに埋まる3等三角点中山Ⅱ1151.1Mを発見した。脇の木立には褪色した赤布が下がっていて、そこに「福井三角点探訪会 2018.11.11. TS」の文字。この脇の落ち葉のスポットで昼食。
 帰路は往路を戻ったが、961P辺りから青空が広がり始めた。


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ここが起点の、林道根倉線の起点。


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961Pからブナ交じり。


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975m地点に立ち枯れの大木。


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990m地点にヒノキ老巨木が現れると、以降、それが連続。


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同上。


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同上。


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同上。


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地を這うようなヒノキ老巨木。


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ヒノキ老巨木。


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同上。


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同上。


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雪田を行く。


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なおヒノキ老巨木。


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この奥に三角点を発見。


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三角点脇で昼食。いったいどれだけの登山者が、この三角点を目の当たりにしたのであろうか・・・。


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下山を始めると、直後、広い尾根の根倉谷側に、往路では気が付かなかった小池を発見。


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本当は、残雪を求めて来たのに・・・。

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この日、ぼくたちは、前週の山で懲りて、冬靴を履き、6本爪を携行していたが・・・。


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途中、赤樽山と九頭竜湖。白山方面へと山並みが広がっているはずだが、雲多し。


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ヒノキ老巨木。


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同上。


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ヤマグルマ大木脇を通過。


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荷暮から荷暮川流れ行く先を眺める。










 

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