箇葉谷ノ頭 1010M 能郷白山(下大須) 山系・能郷白山>左門岳  2020.4.25.

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上大須ダム湖が見える1008P(下の反射板)北東の伐採地(1000m)。


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起点(上大須神明社)・848>959・北北東尾根出合(730m)・1005>1046・910m台地・1052>1123・1008P(下の反射板)・1128>1130・1008P北東伐採地(1000m)・1228>1246・上の反射板(1050mコブ)・1252>1310・988P>1343・890m鞍部・1347>1411・805P・1420>1501・632P・1503>1533・林道出合(470m)>1555・起点


根尾東谷川に、上大須でその左岸に出合うのが廻り谷で、下大須でやはり左岸に出合うのが門脇谷。この上大須と下大須の間、右岸に上大須の村社神明神社があり、その社殿の南側で根尾東谷川に出合うのが箇葉(かよう)谷である。源頭は、地図に等高線が表記されてはいないが、988P北西の1010m棚南東端の小コブ。
 この山には、根尾東谷川の狭隘な山襞を分け入った所にある上大須の神明神社起点に、箇葉谷を左回りで周回したが、途中、1008Pとその南西、1050mコブにある鉄塔反射板に立ち寄った。なお、このルートは、ブログ「山だもんね」で、2020.2.24.の記録として紹介されたもので、独自ルートとは無縁のものである。またブログ「晴れときどき山へ」で紹介された記録もあるが、masaさんが取り付いた送電線巡視路の起点を発見できず、一部をトレースするに留まったのは残念であった(帰路、それを発見したが、あとのまつりであった)。
 サクラが散り始めていた神明社。その夥しい花弁を踏んで、社殿南側の棚状尾根に取り付き、スギ林の中をひとしきり登ると、480m辺りから南側が自然林となって中急登。その南側の箇葉谷では野鳥がチリチリと鳴いて、一抹の情緒を添えていた。やがて520m辺りから尾根が斜面状となり、のけ反るような急登となると、間もなく全面自然林となり、新芽が明るい緑の雫となって滴るような枝を潜って登るようになると、途中、樹間越し北に上大須のダム湖。その奥は左門岳。600mから620mにかけては、苔生したタンネ(樅)の大木が並木となって続き、670m辺りからいよいよブナが現れると、箇葉谷に溢れる新芽が点描のよう。背後の梢のスポットには、尖がり頭の小母倉。その右に、日永岳が近い。730m辺りで峰越林道610m鞍部からの尾根が北北東から出合うと、索道で引き上げたのか、足元に檻。
 ここから南西に登ると、760m辺りは垂涎の棚。ブナに若葉が輝き、カエデには深紅の花が垂れていた。800mから830mにかけて岩交じりとなると、梢に若葉が消えて、芽吹きだけとなり、その梢の向こうを窺うと、颯爽と屏風山。870mからはブナ林。来し方には、ドウの天井が覗いていた。
 910m鞍部からは、ブナ疎立する別天地。南の鞍部から北へ落ちる谷の源頭部を西へ渡ると、ブナ、ウダイカンバ、ミズナラ等、大木が疎立する中、その谷を西南西へ。930mの二又は右へ、950mの二又も右へ入ると、その入口には、部厚く苔生したトチの大木が・・・。タムシバ咲く1000mの鞍部から右に入ると1008P。反射板鉄塔が建っていたが、展望は、低、中木の梢越し。北東に中電根尾板取線の巡視路を辿ってゆるゆると下ってみると、(bbさんのコメントどおり)1000m地点で反射板関連の伐採地に出た。上大須のダム湖を眺めながら、ここで昼食とした。
 鞍部から南西に登って1050mコブとなると、ここにも反射板鉄塔があったが、展望は低、中木の梢越し。巡視路が尾根を西へ入っていたが、ここは尾根を南東に入って下ると、直下でヌタ場脇を通り、ブナ林の中で、箇葉谷源頭の1010mコブ。
 以降、ブナ、ミズナラ等、大木疎立する垂涎の棚が延々と続き、988Pを通過すると二重山稜気味となって、左側の尾根にブナ大木が疎立。動物の住処となりそうなウロを抱えた大岩脇を通り、940mから910mにかけて岩交じりの尾根を中急下降すると、890mで悩まし気な鞍部。
 巡視路起点の位置が未確定とあって、ここはmasaさんのルート、845Pはパスし、サコを東へ下ると、870mの小コブまでは、美しい芽吹きのサコ。広い台地状の尾根を東へ、北東へと下り、そして南東へと下って805pとなると、のぞき込むような尾根を南東へと分け、のぞき込むような尾根を北東へと下ったが、ここ(805P)は同定に難儀した。
 710mから700mにかけては北東へ台地状に続き、その台地の奥から左荒れたスギ林、右、急斜面の自然林で北へひとしきり下降すると、632Pは自然林の中。レイさんはここから北東に下っていたが、ここはコンパスを出したまま東に入って、自然林の中を急下降。560m辺りから南側がスギ林となると、その林下にミツマタが群落して咲き、最後は全面スギ林となると、錯綜する踏み跡を辿って林道に出た。
 林道は左に入り、右曲、左曲すると、カヤトの中に続く道となり、次に右曲、そして左曲する所に差し掛かると、そこで南へと分派する林道が、朝、探し求めていた(中電奥美濃岐北線鉄塔8の)巡視路であった。斜光線を浴びてカヤトが揺れる美しい林道を北進すると、起点の神明社に戻った。


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神社庁未登録につき、地図に神社記号はないが、上大須の村社神明神社。桜が散り始めていた。


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スギ林から明るい自然林に出る。


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タンネ(樅)も、並木となって続く。


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途中、のけ反るような急登。


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北北東から有力な尾根が出合うと、800mから830mにかけては岩交じり。


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そのうちブナ林となる。


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910mの台地からは、1008Pへと垂涎のサコを登る。


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二つ目の二又も右に入ると、苔生したトチ大木脇を通過。


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1008P南西鞍部が近づくと、足元に意味不明の看板が・・・。


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1008P北東1000m地点の伐採地で、上大須ダム湖を眺めながら昼食。


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1008Pから1050mコブを望む。


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1050mコブの佇まい。


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帰路。こちらにもブナ林が続く。


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同上。


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845Pはパスし、サコを下って尾根に戻る。


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新芽からしだいに若葉が多くなる。


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送電線巡視路が分派する左曲点から斜光線を浴びて、なおカヤトに続く林道を行く。
 

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