寺山 672M 4等 上松(木曽須原) 山系・空木岳>安平路山 2020.5.30.

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木曽川流れ来し方に木曽駒連峰を眺めながら、送電鉄塔1で昼食。


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起点(妙覚寺西の野尻地下横断歩道東口付近)・828>928・4等寺山671.9M・934>945・関電大桑線鉄塔6・947>1031・中電東海鉄道大桑線鉄塔31・1048>1135・1060mコブ(稜線)・1143>1224・4等越田970.6M・1226>中電大桑木曽福島線鉄塔1・1342>1351・中電東海鉄道大桑線鉄塔33・1353>1356・805P>1435・R19出合(水準点543.9M西南西約100m)>1457・起点


 木曽十一宿のひとつ野尻宿の西に、木曽川を挟んで野尻向があるが、ここへ長通(ながとり)川と木賊川を分けるように、南へ落ちる尾根があって、その末端部に地図上無名の山槙山1094.6Mがある。かつてはこの山の南面でお盆の四日間(8.13.、14.、15.,16.)、第一日目から順に「一」、「十」、「士」、「上」と、火文字を描いてお祭りラッポショが行われていたが、いつの頃からかそれは、地元の小学校一年生から中学三年生のこどもたちにより、野尻の妙覚寺(須原定勝寺の末寺)の裏山寺山(通称・愛宕山)で行われるようになった。だがその夏の風物詩も、2018年のお盆までのことで、日本全国、地方を襲う、少子高齢化の波に攫われて、立ち消えとなった。
 思えば遠くへ来たもんだ・・・。
人生至る所青山ありと言えども、荒寥(こうりょう)たる人生晩年の落日を噛みしめながら、これで未知の山1800座。この山は、前述の妙覚寺を起点に、大桑小学校東から南へ小沢沿いに木馬道に入ると、最奥人家脇から鳥居を潜って西尾根に絡んで参道を辿り、登頂。帰路は、う~と遠回りし、鉄塔2基を通過して1060mコブで稜線に出ると、4等三角点越田970.6M、805Pを経て、水準点549.2M西でR19に出た。
 妙覚寺入口北に野尻横断地下歩道東口。ここが起点。いそいそとR19を南西に進み、水準点549.2M(現在は撤去)から南へ分派する車道に入ると、間もなくそれからも離れ、山際を南へ用水路となった小沢沿いに木馬道を登った。村人の話では、毎年4月に例祭があって、道の草刈りをするのだとか・・・。最奥人家奥から注連縄も新しい鳥居を潜って参道に入り、西尾根に絡んで登ると、尾根が東へ棚となる手前で、北に愛宕社、南に秋葉社。「山城探訪 木曽資料編 (宮坂武男 著 H.14.4.20.、長野日報社 発行)」に拠れば、ここから4等寺山671.9Mまでの尾根線に山城遺構が連続するはずであったが、素人目にはわからなかった。
 三角点から680mコブまで戻ると、南東わずかで関電大桑線の鉄塔6。南東に藪を分けると、すぐにすっきりとした自然林となり、途中、右や左がヒノキ林となったりしたが、840m辺りからは、モミ大木交じりの全面自然林。やがて870m地点で中電東海鉄道大桑線鉄塔31となると、北東に開け、そこに木曽駒連峰と、蕎麦粒岳を背後から抱きかかえるように三ノ沢岳。振り向けば、二反田川対岸に、ドーム状の野尻城山。
 所々でシロモジの、まるで自力で光っているかのような梢のドームを潜って南東へ登っていくと、1000m辺りで北側の急斜面から綻びだらけの金網柵が現れ、南へ斜面状の尾根に続いた。以降、のけ反るような急登。ヤマツツジが群落して咲く中、1060mで稜線に達すると、踏み跡が現れ、これを金網柵に沿って東へ辿ると、わずか先に御料局三角点。わずか先で金網柵が北に遠ざかると、またわずか先、尾根が南東に向く辺りに、前回、2019.10.27.、4等越田訪問時のダブルマーキング。つまり、ここからは、既知のルート。
 所々で梢のスポットに中央アルプスを眺めながら、所々で巨岩点在する古道を辿って4等越田を北に越し、中電大桑木曽福島線鉄塔2への巡視路を北東尾根に分けると、北西へわずかに下った先で、鉄塔1。北東へ気持ちよく開けていて、木曽川流れ来し方に、糸瀬山を前景に木曽駒連峰が・・・。展望にも色々あれど、この眺め、天下一品の折り紙付き。ここで昼食。日本のチベット、大桑は長野の西集落辺りから、鉄塔3、2経由で簡単にここへ来られるのに・・・と思うと、もう笑えて仕方がなかった。
 下山開始。自然林の中を北西に下り、ヒメハギ咲く広場で中電東海鉄道大桑線鉄塔33を通過すると、そのわずか先、805Pで道が分派する北尾根に遠ざかったが、自然林の中、尾根を西へ下った。610m辺りで荒屋沢に入っている林道の枝林道終点に接したが、そのまま尾根を下ると、550m辺りで荒屋沢に引いた用水路に出た。これに沿って北へ下ると、間もなく道が現れて、水準点543.9m西約100mで、R19に出た。


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妙覚寺の常夜灯。奥の山は、阿寺の飯盛山。ここが、起点。


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愛宕社、秋葉社の参道鳥居から、最奥人家越しに飯盛山。


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参道を行く。


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秋葉社。道は、ここまで。


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4等寺山から飯盛山。


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鉄塔6から自然林を行く。


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鉄塔31から木曽駒連峰。


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同上ポイントから殿富士。


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鉄塔31からシロモジの梢のドームを潜って登る。


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同上。


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コナラ大木脇を倒木も踏み越えて。


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ヤマツツジ群落して咲く所で、稜線に出る。


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稜線を東へ。


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すると、わずか先に御料局三角点。


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4等越田へと古道を下る。


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途中、南駒ヶ岳と仙涯嶺。


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4等越田南の鞍部へ。


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その鞍部。


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鞍部からの登り返し。


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同上。


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同上。


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越田から倒木を越えて古道を下る。


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ロープが張られた岩場を越す(右のルンゼを)。


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昼食ポイントの鉄塔1から、木曽川流れ来し方に木曽駒連峰。眼下の集落は長野。


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右手前は、糸瀬山。


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その木曽川右岸には、鳥捕山(双耳峰)。






 
 

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