坊主ヶ城 1398M 2等高鳥屋 中津川(伊那駒場) 山系・空木岳>安平路山 2020.10.3.

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2008.3.2.、横川峠北西の4等大森1273.8Mから、東に坊主ヶ城。伐採地が続く尾根が帰路。その奥が往路。


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起点(石割桜井良介宅脇/坊主ヶ島分岐/実線歩道起点)・844>849・坊主橋(S.59.2.竣工)・900>953・4等坊主996.8M>1055・1260mJCT>1118・1330mJCT(栂巨木)・1123>1130・1360mJCT・1132>1142・黒川、久米川分水界(信濃路自然歩道出合)・1143>1148・2等高鳥屋1397.7M・1305>1330・坊主ヶ島分岐1320mコブ>1456・起点


 坊主ヶ城は、安平路山が摺古木山を経て、南に分派した尾根の末端部を、梨子野山と連山を成して占める山である。山名は、北麓の坊主ヶ島に由来。飯田は山本側からの呼称は、高鳥屋山。
 この山は、22年前の1998.8.9.、青木から梨子野峠を経て、鳩打ち峠へと抜ける際に立ち寄ったが、ほかに梨子野峠を下清内路から、松沢から、大明神からと、登山道が整備されている。それで今回は、坊主ヶ島起点に坊主ヶ城山頂を源頭とする谷をぐるり一周する際に立ち寄った。
 季節集落石割の奥、桜井良介宅前を通って実線の歩道を黒川へと下ると、かつてはその茎から磨き粉を採取したという木賊(とくさ)が群落。渓流黒川をコンクリート製の歩道橋で渡り、南の明るい谷への道を分けて北東へ一段登ると、880mから890mにかけての台地に、坊主ヶ島の廃屋がうら寂しく点在。そこに打ち捨てられた三輪車などあろうものなら、胸が張り裂けそうになるところであったが、さいわいそれは、見かけなかった。最奥廃屋の奥には炭焼き窯跡。ここが帰路の尾根末端で、向こう側は深い谷であった。踏み跡を見つけて右山で急な斜面を上流側へと巻き下り、谷を渡って下流側へと巻き登ると、そこが4等坊主996.8Mからの西尾根末端であった。ここにまた炭焼き窯跡。
 すっきりとしたツガ主体の自然林の中、これを登ると、4等三角点坊主を発見できないまま1000mで棚となった。間もなく尾根が南東へ向き、やがてそれが南へ向くと、1150m辺りからはブナ大木交じりの自然林。女房ともども「いいじゃないの~!」を連発して行くと、1200mあたりからは疎で丈高の枯れササが現れてがっかり。1260mの棚のかかり、朽ちた大株がある所で北東から尾根が出合うと、直後、東側急斜面にブナの奇怪な老大木。棚奥から南へひとしきり中急登すると、1330mで北西から尾根が出合う所、ミズナラ大木脇に大きな標石があって、その出合った尾根の入口にはツガの大木が・・・。ツガ巨木疎立する中、脛で小笹を分けて尾根を南へ登ると、わずかなコブで西から尾根が出合ったが、ここにはサワラの巨木。いよいよ稜線間近、南側が激しく崩落した鞍部からサワラ巨木点在する中を登ると、黒川と久米川の分水界で信濃路自然歩道に出た。久米川側はカラマツ林。林床は、密で丈高のササ。左に入り、急な斜面に一段雷光形を切ると、南東へゆるやかに傾いた草地の広場上端に、2等三角点高鳥屋1397.7mが埋まっていた。草地の広場南東端には、素朴な坊主ヶ城山頂小屋。一角にナツハゼが黒実たわわ。リンドウ、カワラナデシコ、ソバナ等々、咲くこの小屋前の草地の広場で昼食とした。眼下には阿智、下條の町並み。その後方山並みの彼方に、赤石岳から竜頭山までの大連嶺。昼食の途中、さすがは有名山岳、地元下清内路の自分の家から観音山、909P,1159P経由の若い単独者が登って来た。食料がバナナ1本しかないと言うので、アンパンをご馳走し、帰路は彼と一緒に下ることにした。
 下山開始。往路を分けると、直後、松沢からの男女二人連れ。「山頂って、もうすぐですかね~」、「ええ、すぐそこですよ!」。「この会話って、怖くないかい・・・」と、沈黙のうちにつぶやきながら行くと、1370m棚南西端で南東へ尾根を分派。その入口に素朴な標識「観音様方面」。急斜面はことごとく雷光形を切ってさらに行くと、坊主ヶ島への下降点となる1320mコブは薮の中。これは登山道で右山で巻いた後、踏み跡で北へ登り、そのてっぺんへ。
 南伐採地跡の幼、低木帯、北ヒノキ中木林の尾根線薮の下に踏み跡を拾って西へ下ると、1300mで造林作業路に出た。1280mで西から尾根が出合うと北向きとなり、1270mの棚端で北北東へ尾根を分けると、右自然林、左ヒノキ中木林となって続いた。1250m辺りからは、所々で窪んだ道。1050mからは全面ヒノキ林となった。
 全面自然林となった1040mの棚の途中でカモシカが横断すると、疎で丈高の枯れササ。棚端の1030mコブで北東へ尾根を分けて北西に下ると、960m辺りからは、急な斜面に雷光形。895m地点で地図にもその記号がある坊主ヶ島の廃屋に出ると、北西わずか先で往路の実線歩道に出た。


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桜井良介宅前を通って黒川へ。


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坊主橋で黒川を渡る。


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最奥の廃屋から下り、支谷を渡る(上流側を望む)。


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4等坊主からの西尾根を登る。


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ブナもある。


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奇怪なブナ老木も・・・。


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所々小笹が林床を覆う。


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苔生したウダイカンバ大木も・・・。


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北西から尾根が出合う1330mの分岐には、大きな標石が・・・。


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その出合う北西尾根入口には、ツガ大木。


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小笹の下に道も薄くなる。


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同上。


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西から尾根が出合う1360mの分岐には、サワラ巨木が・・・。


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山頂広場の一角には、「坊主ヶ城山頂小屋」。


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その小屋前で、大展望をおかずに昼食。


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下山開始。奥に2等三角点高鳥屋。下清内路の青年と。


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信濃路自然歩道を行く。


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信濃路自然歩道を離れ、坊主ヶ島へ。


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坊主ヶ島の廃屋脇に出る。


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坊主橋まで戻る。


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坊主橋西詰には、かつてその茎から磨き粉を採取したという木賊(とくさ)が群落。


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イヌタデ群落する向こうに桜井良介宅。右奥から来た。




















 
 


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