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zoom RSS 高幡山 1332M 3等 有峰湖(東茂住) 山系・立山>薬師岳 2007.10.28.

<<   作成日時 : 2014/01/29 21:20   >>

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2005.4.24.、横岳南西の県境尾根1280Mのジャンクションから高幡山。


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起点(旧長棟集落南破線分岐)・651>717・長棟峠分岐の二又>817・県境鞍部・836>911・1270mコブ・922>957・西の肩・1008>1035・高幡山1332.2M・1215>1226・西の肩>1240・1270mコブ>1256・県境鞍部>1333・1200P>1342・長棟峠頂上・1346>1409・起点


 この山は、神通川の支流長棟川の源頭の一座であるが、その呼称は、おそらく南麓跡津川の佐古からのものであろう。「幡」は「端・処」であろうから、「高幡山」とは、「集落の端にある高い山」となるので、長棟からの呼称だとすると、無理がある。南西の鞍部を越す峠の名が長棟峠であることから、佐古と長棟とは往来があったはずで、その点からも佐古の人々にとって高幡山は、馴染みの山であったはずで、そもそも佐古は、高幡山のサコに開けた集落なのである。
 この点、佐古から長棟峠を経て登るのが、この山にはふさわしいと思ったが、峠の佐古側の現状が、調べきれなかった。それで長棟側から往復したが、山深く懐に抱かれた廃村長棟の佇まいが悲哀に満ち満ちていたので、それはそれで良かったと思っている。
 茂住峠を越えて長棟川を遡り、神社跡を見て廃村長棟を抜けると、やがて道が二分。ここが起点。左の廃道に入ると、数十メートル先で林道形が消えて、山道となった。夥しく真紅の実を着けて真紅に葉が色づいたコマユミが枝を差し伸べる中を行くと、間もなく沢を右岸へと渡り、現れた二又は復活した林道で左又に入ると、色づいて枝差し伸べるヤマモミジ。草覆う道を行くと、色づいたミズナラに、黒々と夥しい熊棚。やがてまた二又となると、長棟峠の右又には明瞭な山道が入っていたが、左又には疎で丈高の藪が広がっていて、廃道どころか山道すら出ていなかった。だがここは熟慮して左又にルートを採った。紆余曲折して前進すると、うっすらと山道。谷が広がってシラカバが多くなると、所々で草地のスポット。見回せば、マユミ、コマユミには夥しい真紅の実。。サワフタギには、おお素晴しい、宝石のような青実。そしてヤマブドウには黒実がたわわ。その実を毟って頬張ると、口腔にほんのり甘い香りが広がった。幹までもが苔生したヤナギの大木がある草地のスポットを通ると、間もなく広々と台地状になった県境鞍部となった。
 ブナ巨木の脇から北へ落ち葉の斜面に取り付き、ブナ主体の若い雑木の木立ちの中を登って広い南西尾根に乗ると、うっすらと踏み跡が現れ、勾配が強まると、それが明瞭となった。1270Mのコブを越すと、鞍部からは密で丈高のササとなったが、踏み跡がその下に明瞭に続き、西から大きな尾根が出合うと、裏側に雨宿りでもできそうな大きなウロがあるブナの巨木。高い木立ちが疎で明るくなった尾根を、密で丈高のササ藪のトンネルを潜って東へ辿ると、1320Mで北から尾根が出合う西の肩。濃密なササ藪の中をゆるりと下り、ゆるりと登り返すと、ブナ、ミズナラ、コハウチワカエデ等々、自然林の中、落ち葉のスポットに三角点が埋まっていた。北面に藪が疎で落ち葉が覗き、少し支障木を刈ると、そこに薬師岳の全姿が現れた。ここで昼食。
 帰路は、県境鞍部から長棟峠へ。ミズナラの老巨木脇から取り付いて、ブナ、ミズナラ大木交りの若い雑木の木立ちの中を西進すると、途中から国有林の巡視路が現れ、北側がシラカバ林となると、南側にミズナラ老巨木、ブナ大木が散見。枝を差し伸べるのは、真っ赤に色づいたコミネカエデ。そしてナツツバキは株立ちの大木。ブナ、ミズナラの巨木が連続すると、道が真紅の落ち葉で覆われ、それが草付きとなると、眼下に峠の頂上が近づいた。降り立った長棟峠頂上は、明瞭な道の四叉路。シダ群落して縁取る草付きの道をゆるゆると下ると、二又で往路に出た。
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鬱蒼とした森の中で県境鞍部となる。
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このブナ巨木脇から取り付いた。
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西から尾根が出合う1305Mの小棚には、裏側に雨宿りでも出来そうな大きなウロがあるブナの巨木。
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西の肩から踏み跡が消え、鞍部から濃密なササ藪を分け登る途中、左に横岳。
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高幡山山頂の佇まい。
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県境鞍部まで戻ると、長棟峠へ。途中から国有林の巡視路が現れた。
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長棟峠頂上からは、峠越えの道を辿った。

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高幡山 1332M 3等 有峰湖(東茂住) 山系・立山>薬師岳 2007.10.28. 藪山独自ルートfloat cloudのブログ/BIGLOBEウェブリブログ
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