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zoom RSS 桑崎山 1728M 3等 有峰湖(下之本) 山系・立山>薬師岳 2000.4.29.

<<   作成日時 : 2015/07/19 13:29   >>

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桑崎山山頂の佇まい。上部右は乗鞍。上部左端は、白谷山。


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起点(山吹峠頂上)・758>915・1297P・925>1024・1510m棚・1035>1208・桑崎山1728.1M・1500>1535・1510m棚>1558・1297P・1605>1700・起点


 桑崎山は、北アルプスの主稜北ノ俣岳が、寺地山を経て南西に分派した尾根にあって、南西鞍部を見座と下之本を結んだ山吹峠が越え、北、金木戸川の支流深洞(ふかど)源頭には、深洞湿原が広がっている。
 この山は、道がないので、残雪を利用して、山吹峠頂上から上宝、神岡境界の尾根で往復した。霧が視界を閉ざす中、手持ちに五万図しかなかったが、大規模林道高山大山線が乗り越す峠頂上から、境界尾根に取り付くと、小コブが連続。「道がない!」と娘のまどか。「あるじゃないの・・・」と女房。
 雪がしだいに増えて来たのは良かったが、その分、ルートファインディングに苦労して行くと、梢の向こうで青空が少しづつ広がり始めた。野鳥の群れが頭上から飛び立ち、入り組んだ地形もどうやら終わると、1250mコブ東の鞍部。登り返しとなるとササ。ここは左、北側を迂回して尾根に戻ると、シラカバ、ブナ等、疎林となった1297P。ここで来し方から、富山からだと言う男女二人連れが来て、追い抜いて行った。なんぴとたりと、ぼくたちより遅くは歩かれまい。
 その二人連れの行く先には雪渓があったが、左にシフトして、隣に並行する尾根を登る二人連れの姿が見えた。後を追うと、なんとササの下に刈り払い道の名残。やがて所々で雪田が現れ、シラカバ交じりのミズナラ林となると、ササが疎で丈低くなり、1510mで雪の棚となると、以降、一面雪で覆われた。
 ブナ交じりの疎林を登ると、所々でカモシカの足跡。シカはシカでも、カモシカは牛科なので、ひずめでそれとわかった。大きく青空が広がると、雪原にはダケカンバのみが点在し、振り向くと、来し方にせり上がっていた天蓋山の向こうに白山が・・・。右は金剛堂山と白木峰か・・・。
 途中、ワイヤーが巻き付いた立ち枯れの大木やら、幹が奇妙に曲がりくねったブナやミズナラの巨木やらを見ながら行くと、なだらかな尾根に雪原が広がった。行く手、白く滑らかにうねった尾根の先に、お椀を伏せたような盛り上がり。どうやらそれが、山頂のようであった。途中、「北アルプスには雲が降りていた・・・」とか言って、二人連れがもう下って来た。ブナ、ダケカンバの疎林を抜けると、その山頂に着いた。北から西にかけて、ブナ、ダケカンバ、シラビソ等々が疎立し、南から東にかけて、雪原がうねっていた。振り向くと、来し方に、森茂がのどかな佇まいを見せ、その後方に池ノ山、高幡山、横岳等々、飛越国境の山々。東には黒々とした椹洞2006.5M。その上に笠ヶ岳がいるはずであった・・・。
 昼食後、北東尾根に散策に出ると、そこは垂涎のブナ疎林であった。なにやら雲間に蠢く高峰らしきもの。祈るような気持ちで待つことしばし。雲を振り落とし、紺碧の空をバックに現れたのは、北ノ俣岳であった。順次薬師岳、笠ヶ岳と現れると、彼方に槍の先。そして双六、三俣蓮華。これならそのうち見えるもの全てが見えるのではと、山頂に戻って待っていると、ついに巨大な入道、黒部五郎岳が、すぐそこに全姿を現した。
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1297Pから行く手を望む。
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なだらかな尾根に雪原が広がると、行く手にお椀を伏せたような山頂部。
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同上ポイント辺りから、来し方に天蓋山と後方に飛越国境の山々。
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雪原の山頂から、南、金木戸川対岸に点名・大谷T。後方は、十二ヶ岳。
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山頂から南東、金木戸川対岸に点名・椹洞2006.5M。その奥に笠ヶ岳がいるはずだが・・・。
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昼食後、北東尾根に散策に出て、待つことしばし、笠ヶ岳が全姿を現す。
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帰路。1510m辺りの棚を行く。

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桑崎山 1728M 3等 有峰湖(下之本) 山系・立山>薬師岳 2000.4.29. 藪山独自ルートfloat cloudのブログ/BIGLOBEウェブリブログ
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