大蛇山 651M 4等大蛇 満島(満島) 山系・茶臼山 2016.3.13.

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大蛇と長沼を結んだかつての峠はもう使い物にならず、スリル満点であった。


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起点(JR飯田線平岡駅)・755>(電車)>800・JR飯田線為栗駅>829・信濃恋し・834>923・点名大蛇北西尾根490m地点(中電東海温田線鉄塔3)・938>1009・北西尾根560m地点(中電和知野平岡線鉄塔3)・1020>1040・点名大蛇650.5M・1049>1119・680mコブ・1124>1134・650mコブ西640m地点(中電和知野平岡線鉄塔6)・1244>1253・無名の峠頂上(600m鞍部)・1305>1407・峠490m地点(岩清水、ルンゼ間)・1420>1450・滝(430m地点)・1456>1508・車道屈曲点(400m地点)>1540・平岡ダム>1602・平岡橋北詰>1620・起点


 大蛇山は、天竜川とその支流和知野川の出合の名勝「信濃恋し」へと向けて、北に尾根を落とす小さな山で、北東、天竜川対岸には谷京峠848.4Mが対峙し、栃沢を挟んで西には、訪れる人の郷愁を掻き立てる宇連分校跡567Pがある。
 この山は、天龍村がかつて整備した「南信州ウォーキング 大蛇コース」を使って、JR飯田線為栗(してぐり)駅から信濃恋し、点名・大蛇、長沼と経て平岡駅へと縦走したが、途中、大蛇、長沼を結んだかつての峠は、もう使い物にならないもので、スリリングかつ楽しい区間であった(ヤマレコのJJOJVLさんの記録を参照)。
 まず、平岡駅7時55分発の飯田方面行きの電車に乗った。8時丁度、降り立ったのは、一つ隣の為栗駅。いずれもが無人駅で、乗車料金の190円は、車掌に支払った。
 人専用の吊り橋天竜橋で天竜川を渡ると、破線の道は現存せず、南回りの車道を行くと、K1に出合う手前で名勝「信濃恋し」。「恋し」は「小石」で、カップルがそれぞれの名前を書いた小石を天竜川に投げると、二人の恋が成就するのだとか・・・。そう言えば昔、佐久間からK1で天竜川を女房とバイクでランデブーして遡って来た時、ここで休んだっけ・・・。
 和知野川に入り、間もなく長島は宇連へと通じる狭い車道に入って登ると、登る程に背後に谷京峠が迫上がり、途中、大蛇山北西尾根の鉄塔からは、伊那谷、南駒を盟主とする中央アルプス、そして金森山以南の伊那山地が望まれた。この北西尾根を回り込んだ所から西尾根に分派した車道に入ると、間もなく開けた南面に山中の一軒家松下家。栃沢対岸が、鬼ヶ城と宇連分校跡であった。鉄塔でまた展望を楽しみ、お堂脇を通り、南東に一段登ると、あっけなく山頂に着いた。
 東側が若く明るい雑木林となった尾根を南に下ると、隣の630mコブに「伴僧坊大権現」、「御嶽神社」と石碑二つ。施主はいずれもが村沢姓であったが、天龍村は大半が村沢姓である。南の棚では東へ気持ち良く開け、眼下に緑の大蛇天竜川。その向こうに高々と熊伏山。ウォーキングコースらしく橋が架かる、東西に崩落した鞍部を通過すると、680mコブはヒノキ林の真っ只中。自然林の中、西隣の670mコブは右山で巻くと、650mコブ西の鉄塔からは噴煙上がる御嶽。ここで昼食とした。
 さていよいよここからが、本ルートの核心部。かつて大蛇と長沼を結んだ峠の頂上となると、峠の道は東西どちらにも健在で、長沼側に一歩踏み込むと、東に中の尾根山、池口岳等、白い深南部の峰々が望まれた。美しい自然林の中に峠道が続いたが、所々で青息吐息。「怖~い一歩」が何か所かであった。途中、地図で比高170m余り下り、比高150m余り登り返す所があるが、これは誤りで、550mラインから500mラインへ単に右山で巻き下るだけであったが、この間、物凄い急なV字谷を渡る所では、思わず足が竦んだ。また途中、722Pが南東に分派した尾根を回り込む所からは、再びダム湖と熊伏山、そして袴越、倉沢山へと気持ち良く開けていた。そして西へ深々と入り込んだ谷には滝が架かり、もう一つ谷を渡ると、屈曲点で長沼からの車道に出た。平岡駅まで戻った時には16時24分。電車でたった5分の所を、ぼくたちは8時間30分足らずかけて戻って来たのであった。
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山頂南の鞍部は東西に崩落していたが、遊歩道らしく橋が架けられていた。
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峠道は、滑らかな落ち葉の自然林の中に続いたが・・・。
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722Pからの大きな東尾根を回り込むと、樹間にダム湖を眺めながら行くようになる。
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破線が誤って大きくV字形に引かれた区間で一休み。ここからは東へ気持ち良く開けていた。
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道は所々で青息吐息。急な斜面をへつったりする。見ているよりも、実際に歩く方が怖い。その点、日本アルプスの稜線とは逆かも・・・。
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物凄い急なルンゼを渡り、またへつる。ここは、思わず足が竦んだ。
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上の画像の所に差し掛かる。
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冒頭の画像の滝には釜がなかった。

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