平沢 1077M 3等 白鳥(那留) 山系・鷲ヶ岳 2017.8.6.

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東俣峠の古道側にあった、かつての峠のみちしるべ。「左 やまみち 右 かのみず道」と彫られていた。


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起点(東俣峠頂上北西約200mの林道三叉路)・901>915・尾根取り付き>919・870mコブ北西鞍部・921>950・980mコブ・954>1012・1020mコブ(1025P東)・1016>1104・3等点名平沢1076.6M・1107>1118・境界尾根1040mコブ北西鞍部・1205>1310・958P>1321・東俣峠頂上付近の地蔵(車道乗越)・1324>1329・起点


 3等三角点平沢は、長良川の支流栗巣川の、そのまた支流古道川の源頭部にあり、南の鞍部をかつて古道と寒水とを結んだ東俣峠が越えている。
 この峠は、現在、ほぼそれをトレースして車道化しているので、この点名平沢が埋まる山は、東俣峠頂上北西約200mの林道三叉路を起点にこれを利用して、右回りで周回した。
 上古道から登って来た林道岩野漆線を戻り、右山で北西へ、南西へと回り込むと、間もなく南東へ小さな舌状となった棚の基部を通過した先で、870mコブがある尾根。これを登路にすべく取り付くと、その870mコブの北西鞍部で尾根に乗ったが、予想を大きく上回る美しい自然林が広がっていた。ここは特に美しい西側のサコに降りて登ると、苔生した小岩が点在し、二か所で炭焼き窯跡も見た。登るにつれてブナが多くなると、最後は小岩の間を縫うように急登し、980mコブで登り詰めると、「信じられんねえ、見渡す限り植林の山だったのに!」と、口角に泡を飛ばさんばかりに口走って、笑い合った。
 尾根を北へ入ると、西、自然林、東、ヒノキ林となった、広く、棚状の尾根。やがて1025P東で1020mコブとなると、以降、全面ヒノキ林となり、しだいに寡黙になっていった。
 途中、右から林道が近づいたり、左から来た林道の終点を通ったりして、なだらかな、だがヒノキ林の尾根を北進すると、やがて旧明宝、旧大和の境界尾根に出合い、これを北進すると、間もなくヒノキ林の真っ只中に3等三角点平沢が埋まっていた。戻って境界線を南東に下ると、寒水側にブナ交じりの美しい自然林が広がった。ここで昼食。
 再び歩き始め、1040mコブを南に越してもなお寒水側に美しい自然林が続いたが、南東へと折れる境界線がわからず、そのまま尾根を南進するとヒノキ林となって、1020m辺りで尾根を回り込む林道を横断。さらに南進すると、地図の林道に出た。
 これを東進すると、右又出合で右又を遡る枝林道岩野高畑線が分派。ネジバナ、オトギリソウ等咲くこの林道で境界尾根に戻って南進すると、間もなく956Pからの尾根が東から出合った。
 以降、植林と自然林が相半ばする尾根となったが、いつも自然林は、寒水側に広がっていた。958pを南東に越し、小さな920mコブ手前で西へ下ると、峠の地蔵脇から峰越林道の頂上に出た。
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五本栃を東俣峠へと縦走した時のかすかな記憶を頼りに訪れたが、まさかこんなにも美しい自然林だったとは・・・。
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特にサコが美しい。
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登るにつれてブナが多くなると、こんなブナも・・・。
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980mコブの最後は急登。
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昼食も、美しい自然林の中で・・・。峠からだれか来れば、すぐ友達になったのに、皆、日本アルプスにでも行っているのか、だれも来なかった・・・。
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東俣峠へと向けて、境界尾根を下る。
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958Pを南東に急下降して峠へ。

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この記事へのコメント

bb
2020年04月06日 10:12
こんにちわ、floatさん、訪れたことのないレポなど楽しく読ませてもらっています。
昨日は平沢集落から993~1170~点名平沢~932と周回してきました。
少し上がれば植林は消えこれといった大木は有りませんが穏やかな尾根、今ならではの展望と私好みのコースでした。
こちらから眺める母袋烏帽子の姿が良く1170から周回してみようかなとも思わせます。
ところで前回南の林道から手軽に訪れた5年前、三角点周りは低雑木が茂っていましたがきれいに刈りはらわれ寄せてありました。
3年前はどうでしたか、記憶にありましたら教えて下さい。
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2020年04月07日 13:43
bbさん、うれしいコメントをありがとうございました。
地図、見ました。
結構な周回じゃないですか~。
母袋烏帽子の周回は、さらに凄そうですね。
bbさんのタフネスぶりには、まいりますよ。
三角点平沢の佇まいですが、まったく記憶にないので、
写真を見ましたが、
落ち葉の林床に稚樹点在。
半分を占める植林が、若いようなので、
bbさん初回の5年前は、藪っぽかったかも・・・
と想像してます。
最近、登山スタイル、変わりましたか?
その5年前とは、随分違うようですね。
bb
2020年04月07日 21:59
早速返答ありがとうございます、floatさん。
最近早起きができず新規の遠くの山に行く気力もないのでルートを変えて登ってます。
すると必然的に長く歩くことになります、その分新しい発見があります。
今日も天吉寺山の北、999付近にある池を見に行ってきました。
高山キャンプ場から616~843経由の新ルートです。
この南北尾根は10年位前に鳥越峠まで歩いているので。
数年前に甲津原のじいさんが「この尾根には姉池と妹池があって姉池から流れ出ているので姉川、妹池は西に流れ出る。」と言ってました。
999の池は写真が無いので確かめに、西でした。
点名大洞の南の池は夜叉妹池(この名前は怪しいと思っている)と言われてますが東に流れ出ています。
爺さんの話が正しいとすると北が姉池、南が妹池、姿はよく似ています。

といったところで八草峠を見に行ったりとか少し変わりましたかね。
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2020年04月08日 10:13
bbさん、興味津々のお返事、ありがとうございました。
bbさんとは多分、同じ世代なんでしょうね、
同じような理由で、近くの山ばかり登っています。
と言うことで、最近、岩を探して豊田の山ばかり登っています。
岩にかけて豊田の山は、全国区だそうで・・・知りませんでした。
と言うことで、今回のbbさんの、近江高山からの池探索ルート、
あまりの高度差にびっくりです。
この南北尾根は、甲津畑からの点名・栗ヶ谷1074.0Mが素晴らしいということなので、興味津々です。
玄人好みのbbさんののルートを、SNS等で拝見できないのは残念ですが、
詳細はともかく、良かった山くらいは教えていただくと、とても嬉しいです。独自ルートを模索して、登ろうと思うので・・・。