仁王天ヶ峰 360M 足助(東大沼) 山系・茶臼山>段戸山 2020.3.29.

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ウグイスカグラ咲く道を、天ヶ峰へと下る。


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起点(弘法堂南P)・1027>1042・安全寺>1048・破線起点>1110・尾根取り付き>1155・380mコブ・1159>1226・無名の峠頂上(390m鞍部)>1244・3等三角点仁王418.5M(中電佐切反射板)・1253>1318・砦跡(380mコブ)・1322>1336・天ヶ峰360mコブ・1422>1449・起点


 仁王天ヶ峰は、炮烙山を源頭とする巴川の支流仁王川の、下流左岸に屹立する標高360mの岩峰である。その山頂から南東面が天ヶ峰と呼ばれ、その麓に徳川家康の祖先松平親氏創建の安全寺があり、天ヶ峰山頂で親氏が、眼下に広がる西三河の山並みを前にして、天下泰平を祈願したという伝承がある。
 この山には、その安全寺から南尾根に遊歩道が整備されているので、それを帰路として、安全寺がある谷を左回りで周回したが、時折霧が立ち込めては消える、春めいた美しい自然林の中、大岩、小岩が点在するすばらしいルートであった。
 南南西尾根の300m辺りが天ヶ峰の遊歩道の起点で、尾根に取り付くものと、右山で北へ巻くものと、ここから山頂へと向けて歩道が二分していた。後者は奥に弘法堂があるので、帰路はそこへ下ってくることにして、霧雨降る中、南西尾根を狭い簡易舗装の車道で下ると、間もなく270m鞍部で左へ歩道に入り、田記号のある谷左岸を東へと下った。
 間もなく春めいた仁王の里が眼下に広がると、今や無住の安全寺。山門を潜り、境内から東へ支谷を渡るものもあるが、ここは下流側の橋を渡り、荒れた破線で支谷を遡った。間もなく竹林となると、谷に巨岩が犇めき、このまま谷を遡りたい誘惑に駆られたが、右岸へと渡る橋は、落ちてわずかに名残をとどめるのみ。雨は、知らぬ間に止んでいた。
 ここはもう、尾根に取り付いてヒノキ林の中、東へ登ると、間もなく自然林となって、大岩、巨岩が点在。登り詰めた、南から大きな尾根が出合う340mコブには岩が累々とし、東の扁平な350mコブでは、南へとテラス状の岩が迫り出していたが、視界を閉ざす白い霧。その霧の間に間に、ちらほらとヤマザクラが咲いていた。東へ岩の間隙を攀じると、巨岩犇めく380mのコブ。ここも展望が良好であったが・・・。
 この奥から自然林の中、なだらかな尾根を北へ、北東へと辿ると、やがて400mコブを西へ越した所で、破線が乗り越す無名の峠頂上となったが、道は現存せず。その西の鞍部で北から出合う林道は、既に自然に帰しており、登り詰めた所にある3等三角点仁王418.5M脇には、北西を向いて中電の佐切反射板があった。
 コンパスを出して、藪っぽい幼、低木帯を南西に下ると、間もなく滑らかな落ち葉の林床の美しい自然林となり、400m辺りで大岩が点在すると、その中のひとつが庇状の巨岩であった。その基部ではヤブツバキが群落して咲き、林下にはその夥しい花弁が・・・。鞍部から西へ登り返すと、380mコブには標柱「砦跡地 H.24年度わくわく事業」。
 以降、木立のことごとくにテイカカズラが絡む垂涎の自然林。「美奈子ちゃん、雨でも来なあかんかったわ・・・」、と女房。頭上にヤマザクラが咲き、足元に雨滴を乗せてウグイスカグラが咲く、イヌシデの多いこの自然林の中を下ると、360mの棚で左から木段の道が出合い、鞍部から巨岩犇めく間隙を縫って登り返すと、向こう側に大展望となった天ヶ峰山頂に跳び出した。ここで遅い昼食を摂っていると、名古屋からというファミリーが登って来た。
 帰路は、彼らが来た道を南西尾根に絡んで下ったが、岩の間隙を縫ってくだる遊歩道脇には、八十八弘法が続いた。


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歩道を東へ下ると、安全寺に差しかかる。


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支谷左岸を荒れた破線の道で遡ると、間もなく谷に巨岩が犇めく。


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尾根に取り付いて東へ登ると、途中、キクラゲを採取。


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岩の間から380mコブへ。


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その380mコブは、展望の岩のテラスであったが・・・。


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三角点仁王から天ヶ峰へと向けて下ると、途中、庇状の巨岩脇を通過。


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その岩の基部には・・・、


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ヤブツバキが群落して咲き、林下にはその夥しい花弁。


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砦跡から下る。


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木立のことごとくにテイカカズラが絡む、美しい自然林の中を下る。


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ヒトツバに覆われた岩の上から、行く手を俯瞰。


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天ヶ峰山頂へ向けて巨岩が犇めくと、不気味な岩穴も覗く。


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向こう側が大展望となった岩のテラスに跳び出すと、そこが天ヶ峰の山頂であった。


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山頂から西を眺める。


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南東に六所山を望みつつ、下山開始。


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途中から、遊歩道沿いに八十八弘法が続く。


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同上。


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胎内潜りもある。


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すると、下方に弘法堂が現れ、それを西下方にして南へ左山で巻くと、起点となった。

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